ベンチャー投資ラボ@note(4)組織づくりと人員計画編
ベンチャー企業の経営に関する考え方や組み立て方を紐解いて、ベンチャー投資の目利き力をより深めることを目的にした『ベンチャー投資ラボ@note』
この『ベンチャー投資ラボ@note』
弊社のFUNDOORチームが、起業家向けに開催しているオンラインイベントの内容のダイジェスト版となっています。
https://fundoor.com/
今回は、組織づくりと人員計画について、解説させていただきます。
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ベンチャー企業の成長戦略を理解する上で、人員計画の理解は欠かせません。
ポイント①上場時の組織図イメージから逆算する
組織づくりは、上場時の組織図のイメージから逆算してつくっていきます。
つまり、現状の人員体制と上場時の組織図のイメージを比較し、何が足りないかを明らかにして、上場までに必要な人員を採用していくことになります。
ポイント②上場時には社長はどの部門も管掌してはならない。
社長がいなくても会社がまわるような組織をつくり、社長は”会社全体をみて経営すること”に集中することが求められます。
③マネジメント層の採用・育成が重要
組織づくりでよく壁となるのが、マネジメント層の採用・育成です。
マネージャー・部長・管掌役員の採用ないしは育成は不可欠です。「部長がいないので、社長が手を離せない。」という状況がよくありますが、上場するにあたって、それはNGです。早い段階から意識的に採用を計画し、育成の意味合いも含め権限移譲をしていきましょう。
上場準備におけるコストの増加の大半は、人件費の増加です。上記に加え、上場会社水準の管理部門を構築するために、バックオフィス人材の強化が必要となります。
以上、ベンチャー企業における人員計画の考え方について解説してきました。
投資先の成長戦略を深く理解する上での参考にして頂けたら嬉しいです!
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FUNDINNO note 編集部