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254.人を誘うのが苦手

人を誘うのが苦手だ。といっても、誘いたい人がいるのに声をかけづらい……という感じでもない。そもそも、何か予定を立てるときに誰かを誘うということの優先順位が低いのだと思う。
なにせ、休みの日はもっぱら名画座に行ったり、美術館に行ったりと一人行動が身に染みてしまっているのだ。朝起きてダルかったら行くのを取りやめてもいいわけだし。人と会うのは好きだが、ひとりの方が楽なので、易きに流れちゃってるんだと思う。

他に予定があったりよっぽど遠かったりする場合を除いて、人から誘われた場合は極力行くようにしている。そのお陰か、友人からは「フットワークが軽い」とよく言われる。
去年の大晦日、昼まで映画館にいて夜は自宅で過ごす予定でいたところ、友達から「今日、うちで年越ししない?」と誘ってもらった。「オーケー、今から行く〜」と返信して、映画館から直行で友人宅へ。そのまま紅白見て、泊まって、翌日のニューイヤー駅伝も観たのだった。そのくらいにはフットワークが軽い。幸い、何人か誘ってくれる友人がいるので、月に何度かは人と会って何かしら喋ったり、楽しい催しに足を運んだりできている。
人との予定が生まれるのはLINEよりTwitterの時の方が多い。「この時期◯◯に居るんだけど、周辺住んでる人飲まない?」とか、「あの映画観に行きたい」「僕も」「じゃあ一緒に行きます?」みたいな感じ。なかなか一人に向けてLINEで誘うというのは、個人的にハードルが高い。

これでいいのかしら、と思うときもあるっちゃある。誘われ待ちしているだけよりは、人を誘える方がいいだろう。でもなかなか億劫なのだ……。

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