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309.日記(1月21日〜1月23日)

1月21日

仕事は毎日ほどほどに忙しくて、ほどほどに進めている。

ジェームズ・ブラッドワース『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した 潜入・最低賃金労働の現場』を読み終える。
イギリスのジャーナリストがアマゾンの倉庫・訪問介護・コールセンター・ウーバーの運転手などの「最低賃金労働」を体験したルポ本。稼ぎにきたはずが安く買いたたれてまともに暮らせない移民労働者、徹底した管理によって疲弊し仕事に誇りを持てない人々、「自由に働ける」という触れ込みのギグ・ワークの落とし穴など、いろんな切り口があって興味深い。人の助けになりたいと志を持って働き始めたのに、一日のスケジュールを詰め込まれすぎてサービス利用者を雑に扱ってしまうという、訪問介護のパートがなかなかツラい。
これ、イギリスだけの問題じゃなくて、日本でもウーバーイーツで働く人を街中に見かけることが増えたし、タイミーやシェアフルみたいな単発求人サービスも増えてきたし、外国人労働者もたくさんいる。もう似たような現象は起きてるんだろうな。僕自身、求人広告書いてる人なので、今後もちゃんと労働問題に関しては気にしていきたいな。

1月22日

Twitterで流行っている「100日後に死ぬワニ」の死ぬ予定の日が、僕の誕生日の前日だと知る。

みんな東出昌大の話をしていて大変だなぁ、となっている。『寝ても覚めても』、好きな映画なのでそういう意味でも残念。
去年もそうだった気がするけど、1月は既に情報量多すぎ。自分で取りに行ってる情報より、流れ込んでくる情報の方が多いのはなかなかにしんどい。

1月23日

クーチェキを更新。

山本ぽてとさんの連載第四回。今回は仕事場にしているシェアオフィスでの日記。デカいイビキをかいて爆睡しているおじさんや、怪しい職業コンサルの男など、イラッとする奴らもいるが、自分も「タイピングの音が大きい」という引け目があるので寛容であろうとする、という可笑しさもあり、半端に開かれた場所でのもどかしさみたいなものも捕まえていてとてもいい。爆睡おじさんにちょっと親近感が湧くが決して好きになれないバランスが絶妙。

あやのさんの香水同人誌の企画が始動した。僕もお手伝いすることになった。今年はぼんやり過ごす予定だったんだけど、ちょこちょこ作業することになりそうだな。

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