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071.日記(5月28日〜5月30日)

5月28日

起床。昨晩は『ロッキー』を観たので、寝るのが遅くなってしまった。『ロッキー』は初めて観たけれど、ボクシングの試合シーンよりも、エイドリアンと付き合うまでとか、ミッキーがコーチになるまでのやり取りの長さがタルくもあり、だからこそ印象的なのだなと思う。ロッキーにもたらされたチャンスは棚から牡丹餅的な感じなのだが、人と心を通わせるためにはやっぱりじっくりした時間が必要なのだ。試合の勝ち負けではない部分の着地も好き。

仕事のペースはじわじわと落ち着いてきた。この二週間ばかりめちゃくちゃ忙しかったのは、やはり10連休で動けなかった分のしわ寄せが来てたのだろうか。無理のない作業ペースで通常営業に戻ってきた感じだ。

帰宅後、『ロッキー2』を観る。『ロッキー』のあの着地から、アポロとの再戦に持っていく上で、ちゃんとロッキーに戦う理由を作っていく丁寧さがすごくいい。前作のあの戦いによって「ゴロツキではない」ということを証明したロッキーが、パート2では「それでは、俺は何者なのか?」という問いに答えを出しに行く、そのための戦いになっているし、やっぱり「勝利する」というカタルシスをちゃんと観客に与えたいよねというサービス精神もある。それにしてもエイドリアンの「勝って」にはしびれたな。

5月29日

映画とか海外ドラマとか楽しく見るためにちょっと英語の勉強したいなーという気分なので、「バイリンガルニュース」のpodcastをダウンロードして、ちょっとずつ聞く。本当に英語に関しては全然ダメなのでちょっとずつ耳を慣らすところからだな。

仕事はかなり落ち着いてきて、頼まれたものは退勤までに全部終わらせてしまった。友達から連絡があり、一緒に晩御飯でオムライスを食べる。オムライス専門のお店、大体オムライスがデカいというイメージがある。美味しい。友達がお腹いっぱいで残した分も食べる。太るぞこれは。

帰宅して『ロッキー3』。すっかりロッキーはスター選手になり、パート1のアポロみたいな立ち位置に。そして、今回もまたしっかりと戦う理由作りをしているのが上手い。チャンピオンであり続けられた理由を知り、ミッキーも亡くしてしまい、みっともなく負けてしまったところからハングリー精神を取り戻すのが最高だし、アポロがすっかり盟友なのも好き。そして、なんといってもエイドリアンが肝の据わったボクサーの妻然として、ロッキーを奮起させるのが、シリーズの変遷を追うとより感動的でもある。やっぱりシリーズ一気見は面白いな。

5月30日

今日はあまり仕事が忙しくなく、まったり過ごしてしまった。昼はガストでミックスグリル、夜はすき家の高菜明太牛丼。家の近所にできたラーメン屋が全然オープンする気配がなくて不穏だ。
帰宅後は『ロッキー4』を観る。シリーズの中では不評な作品というのもわかる演出の変わり方。特に過去のシーンを総集編的に繋げたくだりとか、謎のロボットはなんだったんだとか。ただ、キャラのちょっとしたフレーズの「あぁ、こいつはこういうこと言うキャラだよね」というツボの押さえ方はしているし、ドルフ・ラングレンの強そうさに説得力があるので、そこまで嫌いじゃない、という感じ。

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