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089.日記(6月15日〜6月17日)
6月15日
朝から天気が悪いので家にこもる。
昼前から、テレビの電波チェックが入る。ついでに電話とかネットとか光熱費とかをまとめるプランを提案してもらう。それぞれ払い込むのが面倒なのと、若干通信費が高いのがうっすら悩みだったので、お願いすることにした。
うだうだと夕方まで過ごして、DVDで韓国映画『The Witch/魔女』を観る。なかなかツイストが利いている脚本が面白く、ヒロインを演じるキム・ダミの存在感も素晴らしい。事前情報ナシだったんだけど、今作はPart1にあたるらしいので、今後シリーズ化されていくっぽい。韓国映画は公開に恵まれない場合も多いので、なんとか次作以降も観れるようになってくれればいいんだけど…。
6月16日
天気が良いので朝から外に出る。よく晴れた表参道へ。BGMとしてceroを聴くのが心地よい。
もりたに「私の代わりに観てきて」と言われたので、GYRE GALLERYで開催されている『デヴィッド・リンチ 精神的辺境の帝国』展に行く。デヴィッド・リンチは観なきゃと思いつつ観れていない映画監督のひとり。今回の展示はドローイングと写真が中心で、そのどれもがものすごい不穏さ・不気味さにあふれている。また、燃えた小屋を模したスペースで上映されている短編「Fire」も、ドローイングをアニメーション的に動かしている質感が気持ち悪い。デヴィッド・リンチ、映画も観なきゃなぁと改めて思う。
そこから青山ブックセンターへ。久しぶりなので、ブックフェアとか新着本とかをチェック。さらに歩いて渋谷に行き、タワーレコードで新譜を確認。落語コーナーには神田松之丞のブースができていた。
渋谷から副都心線で西早稲田へ。文禄堂を少し覗き、ぶらぶらと池袋へ歩いていく。途中で雑司ヶ谷霊園を通り過ぎる。「へぇ、夏目漱石や泉鏡花の墓があるのか」と思いながらもそちらには立ち寄らず。
焼き鳥屋で軽く飲んでから、WACCA池袋のベンチでnoteの更新作業をする。後ろに女子大生2人が座っている。片方が「うちのバイト先に、めちゃくちゃ足が臭い人が来て…」と話し始めると、もう一人が「えっ、私も足臭いよ~!」と応えた。相槌は間違っているけど、性格のいい人なんだろうなと思った。
新文芸坐でウィリアム・フリードキン監督『恐怖の報酬〈オリジナル完全版〉』を観る。今年の年明けにアンリ=ジョルジュ・クルーゾーによるオリジナル版も観ていたので、比較しながら観れたのが良かった。嵐の中、ボロボロのつり橋を渡るシーンの画の強さや、主人公が狂気に陥る描写など見どころが多い。その一方で、物語としてのまとまりはクルーゾー版の方が好みだった。
6月17日
今日は会社の作業が割と立て込んでいたので、食事はデスクで済ませる。おにぎり二つと野菜ジュース。
夕方からは仕事の手が空いたので、会社のブログを一本書く。夏ドラマの注目作品を紹介する記事。『リーガル・ハート』をピックアップするのは、我ながら渋いなぁと思う。
帰宅途中で原井さんの記事を一本アップ。今回も4000文字超えでなかなかのボリュームだ。
もう会社帰りでも、結構明るいなぁと思いつつ家路につく。
DVD観ようかなと思ったけど、眠かったので諦めて返却。なにも借りずに退散する。
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