見出し画像

121.トーキョースケールダウンについてのメモ その1 #不在音楽について

トーキョースケールダウンは、この僕のnoteで書いている企画だ。マガジンもある。

企画の概要説明をマガジンから引用しておく。

「架空のアーティストの曲をカバーする」というコンセプトの架空のバンド「スケールダウン」による「東京」というタイトルの曲だけを集めた架空のアルバム「トーキョースケールダウン」の歌詞カードと楽曲メモとライナーノーツを作る遊び。

まぁ、正直ややこしい。僕としてもいろいろやっている遊びの中では、これが一番説明が難しいのだ。
とりあえず今回はトーキョースケールダウンに至るまでの前段階である、「#不在音楽」のことを書いてみよう。

不在音楽は不在映画の派生系として、存在しない音楽の感想などをツイートする遊びだ。普通にアルバムとか曲の感想も書いたりするけど、それよりもアーティスト名+曲名に「#nowplaying」のハッシュタグをつけるだけのツイートの方をよくやっていた。こういう風に聞いている曲をツイートしている人が多い=それが架空のアーティストの曲でも、パッと見では実在のように感じられるのではという狙いだ。

不在系の企画は基本的に視覚的な要素は削っているんだけど、ジャケット画像と共に曲名をツイートするパターンも多いので、不在音楽だけちょこちょこ画像を入れている(写真は自分で撮ったもの)。
こうして考えると不在企画は、架空の固有名詞を使うことによって「作品がSNSやWeb上でどのように語られ消費されているか」自体を描写していたんだな、と思う。

さて、この不在音楽の延長でトーキョースケールダウンを書き始めることになるのだが、それについてはまた次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?