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11月2日〜6日 第13巻 『夜針の音松』

11月2日

ポッドキャストで、久々にバナナマンのバナナムーンGOLDや爆笑問題カーボーイを聴いている。TBSラジオがポッドキャストを撤退したのが2016年で、ラジオクラウドはアプリが使いづらくて離れてしまったから、6年ぶりくらいにJUNKのポッドキャストを聴き込む生活が始まってしまった。

祝日前なので仕事が立て込んできて、やっているうちにもう夜。帰ってきて、軽くお酒を飲んだら思ったより酔ってしまってぐでーんとなる。

11月3日

眠いけれど天気がいいので外に出る。軽くひとりカラオケしてから、新宿末広亭の夜席が始まるまで時間を潰せる喫茶店を探したがどこも混んでていっぱい。新宿から少し離れたフレッシュネスバーガーに腰を落ち着けたが、軽くポテトをつまんだらすぐに時間になって、慌てて新宿三丁目へ。

新宿末広亭夜席。前座の空治さんから達者な顔ぶれだった。食いつきの昇々師匠の途中で地震が起きたが、ネタの中にアドリブで取り入れて話に引き戻す胆力がある。のびやかな伸治師匠の「初天神」も楽しい。トリは小助六師匠で、サクサク軽やかな「井戸の茶碗」の後に片足かっぽれ。全体的にちょうどいい湯加減で、朗らかな気分になる会だった。

11月4日

休みを間に挟んだからか、1日ぼんやりとしていた。仕事はそんなに立て込んでいないんだけど、なかなか身が入らない感じ。まほぴさんの参加している「生きるための短歌部屋」のスペース音源など聴きつつ作業する。聴きながら短歌を作ることについてあんまりよく考えてこなかったしよくわかんないままできているなぁ、と思った。もうちょっとあれこれ読まねば。

帰ってからかりあしなさんがワンピーススクラッチを削る実況スペースに参加して色々話す。菜漓さんも途中から参加。途中寝落ちしながら、久々にじっくり雑談した。

11月5日

昨日夜更かししたので、午前中に二度寝してまだ眠い。昼から本屋に行って一冊買い、帰りのついでで散髪。
夜は南森町さん企画の2.5次元演劇を見る企画で『MANKAI STAGE『A3!』ACT2! ~AUTUMN 2022~』のディレイ配信。歌にダンスに劇中劇にという、ものすごいテンポと情報量。それで2時間半走り切ってしまうので、これはやはりエンタメとしてものすごいボリュームであるな、となる。

イーロン・マスク買収後のTwitterへの不審から、「Twitterなくなったらどうする?」という話になっていて、僕は社会人になってから以降はほとんどTwitter経由で友人ができているので、無くなると途方に暮れてしまいそうだ。他のSNSやら何やら、もうちょっと稼働した方がいいかしら。真山さんのインスタグラムをフォローしたら、ストーリーで文字詰め詰めレイアウトをやっていて嬉しい。

11月6日

映画館へ行ってチケットを買い、上映時間まで近くのガストで時間をつぶす。その間に鬼平。火盗改の同心・松永弥四郎は嫌がる女性に興奮するというたちの悪い性癖を持つ男。その欲求は日頃、妻・お節にぶつけられている。とうとうお節を外で無理やり手込めにしようとしたところを、平蔵の息子・辰蔵に見つかってしまい……、という話。中年男性を読者層にしてるからか、時々出てくるえげつない性癖の話は読んでてげんなりしちゃう。と言っても同時代の時代小説を読んでないから、比較はできない。今回は同様の性癖を持つ盗賊を捕らえる際に、そのはしたなさを間近に見て我が身の浅ましさを悟るという作りにはなっているんだけども、なんだかなぁという気持ちにはなる。
同心の妻が人通りの少ないところで襲われるエピソードは過去にもあり、今回の話も冒頭で同じ展開と見せかけて「襲ってきたのは夫だった!」で更に裏切るこうせいになっている。連続短編シリーズならではの掴みは巧い。

『窓辺にて』を観た。今泉監督作は最近の2作くらいは見逃しているから久々。「妻の不倫を知って怒りもショックも感じなかった」という自分の感情にじんわりと悩んでいる男、という設定は稲垣吾郎に似合う。好きを巡る群像劇に才能や仕事の話も絡まり、うっすらずっとざわざわが持続する感触。情念が湧き出すような「好き」でなくても、些細なふるまいや、日々の積み重ねの中に、何か良き想いは漂っているよね、という案配が好ましかった。タクシー運転手の話からパチンコに行く一連のシーンも好き。

イトマイに行ったけど、結構混んでるっぽかったので本を少し眺めて帰ってきた。『窓辺にて』の稲垣吾郎のように、パチンコをやってみようかな、という気になり、生まれて初めての入店。1円パチンコで見よう見まねで打ってみるも、勝手が分からずまごつく。途中で店員さんから「こうやって打つといいですよ」と教えてもらって、「じゃあ、あと1000円分だけやったら帰ろうかな」と思っていると、その1000円の最後で初めて当たった。こちらのタイミングを読まれているような感じがして、喜びよりも恐ろしさのほうが強い。4連チャンで終わったところで席を立ち、景品と交換、換金など。4000円使って、2000円+洗剤・缶チューハイ・レトルト食品という結果になった。「これはハマるとまずいな」という怖さもありつつ、帰ってYoutubeで「くずパチ」を見たら、理解度が全然違う。もぐらも岡野もなんて恐ろしいことをやってるんだ…。

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