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031.日記(4月18日〜4月20日)

4月18日

7時過ぎに起床。
相変わらずぼんやりした感じで出勤。ちょこちょこと作業はあるものの、割とゆったりめ。翌日は有給休暇を取るので引き継ぎや不在連絡のメールなど書いたりして過ごす。
昼食は吉野家の豚丼。
午後からもじんわりと暇め。「10連休前だとこれくらい緩い感じになるのかねぇ」などとデザイナーさんと話す。
帰りにカラオケへ。一時間さくっと歌って満足。
前日、めんつゆに刺身用サーモンを漬けておいたので、それとチーズを絡めて食べた。美味しい。
「緊急取調室」二話。相変わらずの安定感。真相がそっけない感じもほどよい。

4月19日

有給をとって朝から目黒シネマへ。犬童一心監督セレクトの東京映画二本立てで『東京兄妹』『東京上空いらっしゃいませ』。
『東京兄妹』は、両親亡き後二人で暮らす兄妹の淡々とした暮らしを捉えつつ、そこに外部からひとり介入することで、じわりと日常が変容していく様子を引いた目線で映した作品。小津オマージュな映画のテイストに加え、結構きつめな家父長制な兄と妹の関係性だったりと、カッコつきの「懐かしい古き良き日本」イメージに、クールなスタンスが混じりあってて不思議な感じ。介入者がまだ若い頃の手塚とおるで、素晴らしい存在感。
『東京上空いらっしゃいませ』、ところどころ雑に感じる部分とかもあるっちゃあるけど、牧瀬里穂がとっても生き生きしているので楽しくみれる。相米監督作品はやはりキャストの伸び伸びとした身体性が魅力だなと、何作か観てきて思う。自分の影を見ながら飛び回る→中井貴一と影踏みのくだりとか、初任給で中井貴一には花束を買い自分には歯ブラシを買うくだりとかとても良い。あと中井貴一の恋人が言う「頑張ろうね」とか。
目黒から退却して帰宅。翌日両親が顔を見にやってくる予定なので部屋を掃除する。ラジオとか流しながら作業。
一通り終わらせてテレビをつけたら『家政夫のミタゾノ』がやっていて、録画を忘れてたので慌てて観る。今回もわりとやりたい放題で楽しいな。

4月20日

7時前に目が覚める。
朝から最寄りのジョナサンで両親と合流して朝食。家の方に一旦来たあと、両親が今晩泊まる予定のホテルまで着いていく。母は関東に住んでいる大学時代の友人と会うため、僕と父は夜まで暇になる。ホテル周辺を調べたものの特に観光スポットもなく、仕方ないので三時間ほどカラオケして潰すことに。父親とのカラオケなんて、幼少期以来ではなかろうか。僕がいつもの調子で歌っていると、「MV付きのカラオケの方が歌ってて楽しそう」と言いはじめ、MVありで歌える曲を探すも全然見つからなかった。
カラオケを終えて母親と再合流。「20年ぶりとか30年ぶりとか関係ないね。会ったらあっという間に大学時代の感じに戻っちゃって何も違わない。ただお互いの子供がめちゃくちゃ大きくなってたり、お互いの両親がちょっとボケはじめてたりするぐらいで」と、母が言う。
ホテルの下にある、しゃぶしゃぶ食べ放題の店に行った。ひとり辺り2000円ちょっとという価格なりの味がした。帰りの電車でこの日記を書く。

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