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154.好きな作品のあらすじを語り合うだけの飲み会がやりたい

とあるフォロワーさんと二人でご飯に行くと、「自分が好きな作品のあらすじを交互に喋りあう」だけの時間が訪れることがある。
まぁ、近況報告する事項がそれほど多くないという理由もあるのだが、それより何より好きな作品のあらすじを思いつくままに喋ってオーケーという時間の心地よさったら!

SNSでも好きな作品をレコメンドすることがあるが、文字数が限られるため、どこが面白いのかを端的に伝えられるよう、文面を多少は推敲しなければならない。ネタバレにも気をつけなければ……などと考えつつ、文章をまとめるちょっとした作業の分だけ、自分の中の熱が冷めてしまう。

それに比べて、ネタバレを気にせず、好きなあらすじを垂れ流すように喋ることの快楽はとてつもない。
相手が楽しそうに話しているのを、うむうむと頷きながら聞くのも、なんだかハッピーな時間である。
できることなら、二人だけではなく、もう少し多い人数で、「あらすじを喋るだけ飲み会」がやりたい。その日だけはネタバレに目くじらを立てることなく、他の人が熱っぽく語る様子を嗤うこともなく、ただひたすら互いの好きなものの話をして、酒を飲み、飯を食うのだ……いいなぁ。

ちなみに、もうひとつやりたい飲み会がある。それは『古畑任三郎がいま放送されるとしたら、どの俳優にどんな犯人を演じさせるか』を延々と語り合う飲み会だ。三時間は余裕で話せると思う。

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