038.日記（４月27日）

４月27日

10連休の一日目。６時台に目が覚めるが、休みの日くらいゆっくり寝てやろうと二度寝。９時前に再度起きる。

今日は早稲田松竹へ。『きみの鳥はうたえる』『寝ても覚めても』の二本立て。
『きみの鳥はうたえる』、三宅唱監督の作品を観るのは三作目。過去に観た『THE COCKPIT』『密使と番人』は前者がドキュメンタリー、後者が時代劇なので、現代劇の長編を観るのは初めて（ちなみに『THE COCKPIT』はめちゃくちゃ好きな作品）。メイン３人はじめ誰もがちょっとずつダメで、ちょっとずつ自分勝手で、ちょっとずつ他人に誠実であろうとして、という機微の捉え方、そして３人が戯れているだらだらとしたあの時間の豊かさが素晴らしかった。アドリブっぽいやりとりの部分もいちいちナイス。石橋静河の少女のようにも老けても見える表情の艶っぽさといい、クズだしかなりダメだけどギリギリ憎めないバランスの柄本佑といい本当に全編とおしてたっぷり堪能した。これはまた時間開けて見直したい一本。
『寝ても覚めても』、濱口監督の作品は初めてだけど、柴崎友香作品に感じる夢か現か不安定な感じが映像化した結果、黒沢清監督作みたいなホラーともコメディとも言えるような不可思議タッチの作品に仕上がってた。序盤はこれどうかな……と思っていたんだが、東出昌大演じる２役目が出てきた辺りから段々と引き込まれていく。菊とギロチンといい、最近の東出昌大の演じる役どころは本当にハマってていいですね。終盤のとあるロングショットはあまりのことに唖然としてしまった。あれスゴいな。

早稲田松竹終わりは、岡むら屋で牛めしを食べるのが最近のお決まりになってきている。いわゆる牛丼と違って、牛スジ煮込みと豆腐が乗っかってるやつで、最近ちょっとずつ店舗が増えてるらしい。行くたびに100円割引のクーポンくれるので仕方ない。390円でお腹いっぱいになるのだ。行くに決まってるじゃん。

一旦家に帰ってから、久しぶりに近所の体育館へ。プールで50分ほど泳ぐ。基本的にはずっと平泳ぎ。クロールとかはとっても苦手。息継ぎが下手だし、全然進まない。
帰宅して、ラジオを流しながらベーコンとアボカドのマヨネーズ醤油炒め。見た目は悪いが、炒めたアボカドにはちょっとホクホクの食感も加わってご機嫌な感じに仕上がり、よくやるメニューだ。
レンタルしてるDVDを観ようと思ってたがテレビで『アベンジャーズ』をやっていたので、流し観しながらこの日記を書く。