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030.常にカラオケに行きたい

カラオケに行きたい。

カラオケが好きだ。もう、とにかくカラオケに行きたい。隙あらばカラオケに行きたい。常にカラオケに行きたい。カラオケに行きたい気持ちを押し殺しながら日々暮らしているといっても過言ではない。Twitterで誰かしらが「カラオケ行って楽しかったー!」などとツイートしようものなら、「嗚呼!カラオケに、カラオケに行きたい!」と身もだえるくらいだ。っていうか、何なら昨日もカラオケに行った。本当は今日だって行きたかったけど、観たい映画の上映があったのと、部屋の掃除をしなければならなかったので、泣く泣く諦めたくらいだ。部屋を掃除しながら何かしら口ずさんだりはした。というか、これは友人もあまり知らないだろうが、僕はひとりの時は結構な頻度で何かしら口ずさんでいるのだ。もう、常に何かしら歌いたさが体に充満しているのだ。

最近は会社を定時で上がれることが多いので、退勤したその足でカラオケに行くことも多い。基本的には休憩なしで一時間歌い倒す。
よく使うのは会社の近くのカラオケ館と、家の近くのカラオケバンバン。
カラオケ館がいいのは、退室10分前の電話がない自動延長制なところだ。数人でのカラオケならまだいいが、一人でカラオケしているところに電話がかかってくると歌っているのを中断して対応せざるを得ない。基本的に僕は時間きっちりに終われるように組み立てつつ選曲していくので、電話を鳴らさず思う存分歌わせてくれるのはありがたい。
バンバンの利点はドリンクバーであること。別に、ジュースを自由に選べるのが嬉しいというわけではない。店員が部屋に来ない=歌を中断して対応する必要がないというのがメリットなのだ。とにかく部屋に入ったら、誰にも邪魔されず、歌い倒したいのだ。

だからもし、神様が今ぼくの目の前に現れて「お前の望みをなんでも叶えてやろう」と言ったら、僕は「退室10分前に電話がかかってこない、ドリンクバー形式のカラオケを、自宅から徒歩5分圏内に作って!そっちの方がスタッフさんも楽だと思うし!!」と願うだろう。もしくは「自宅をカラオケルームに改造して!部屋の壁はカラオケ館的な蓄光アートっぽい感じで!」と頼むかもしれない。

とにかく、カラオケで思う存分歌えたら、それでいいのだ。誰かカラオケ行こう。

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