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308.性ダメ説

ここ数年くらい、好きな作品に関わってる人とか、人生に影響を与えてくれた人とかの不祥事がボロボロ出てきている。
で、そのたびに「えー、ダメじゃん」と思うのだけど、Twitterとか見てると僕なんかに比べてめちゃくちゃショックを受けている人とか怒っている人がいて、毎回「正直そこまでのテンションではないな〜」となる。

そこまでショックじゃないんだよなぁ。「ダメだろ」とは思うけど。立川談志は「落語とは業の肯定」と言ったわけだが、なんとなくその考えがインストールされてるからかもしれない。性善・性悪じゃなくて性ダメって感じで、まぁ人は少なからずダメなところはあるよな自分含めて、という考えが根本にあるから「ダメでしょ」とは思うけど「裏切られた〜!」とかはそんなに思わないのかも。

もちろんそのダメさにモヤって「これから積極的に作品見ないかもな〜」とは思うんだけど、不祥事前に観てきた作品への感動とか受けてきた影響が損なわれた感じはない。自分にとって好きになった部分は、ダメな部分とはまた別のところだし。好きな部分とダメな部分に何か密接な関係がある場合は、自分自身にも見直すところがあるだろうから。

まぁくよくよせず気楽に、もっといろんなものから影響を受けたり、いろんな作品を好きになっていきたいもんですね。

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