見出し画像

306.日記(1月18日〜1月20日)

1月18日

朝9時前に目が覚める。外は雪。結構激しめに降っている様子なので、遠出は断念する。
家でどう過ごそうか……となり、最近Twitterで見かけて気になっていたので、コーラで作る豚の角煮にチャレンジしてみることに。豚バラブロックを切って下茹で。浮いてきたアクや油を捨てて、再度コーラでじっくりコトコト煮る。味付けは余っていた焼き肉のたれを投入した。本当にざっくりしたレシピで作ったのでどうなる事かと思ったが、全然美味しい。ただ、水気が少なくなった所にタレを投入したせいか、鍋底に焦げつきがこびりついてしまった。調理もそこそこ時間がかかるので、そんなに頻繁にはやらないと思う。

眠すぎて昼寝したりゴロゴロしてたらもう夜で、「何もできなかった感」を拭うためだけに、録画していた『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を観てみる。校舎シーンの映像としての面白さや、色んなキャラが入り混じっている学際準備シーンが観ていて楽しい。

1月19日

眠いなぁ……、とぼんやりしつつ『マル秘展』へ。デザイナーさんの名前は知らなくとも観たことのある意匠がたくさんあり、その制作過程のミリ単位の微調整に、「うわぁ、こういうのいいなぁ」となってしまう。同じ建築家でも言葉で思考する人もいれば、ひたすら抽象画みたいなデッサン・ドローイングを書いている人がいて、人によってそれぞれアプローチが違う、けどどれもがデザインである、というバリエーションの豊かさ。
デザインのことはもうちょっとちゃんと勉強というか、その思考法や目線など学びたいなぁと思っていたので良い入口になった。公式サイトで公開されているインタビュー音源を聴き込んでいきたい。

六本木から歩いて原宿方面に行き、地下鉄に乗ったところで睡魔が炸裂して、気付いたら自宅の最寄り駅。ずっと寝ていた。

1月20日

今泉力哉監督の2021年公開作の情報が解禁されていて、しかも主演が松坂桃李なのが嬉しい。日々、なんだかんだ楽しみなものが供給されていて、あぁこれは粛々と生きていたいぞ、という気持ちになる。

柿内正午さんの『プルーストを読む生活 1』を読み終える。ちびちび読んでたのだけど、もうずっとこれは好きなやつだなぁ〜、と思って読んだし、本をもっと読みてぇ読みてぇな、という意欲がむくむく湧いてくる。時間的な余裕と精神的な余裕ができてきて(金銭的な余裕はないんだけど)、じゃあその余裕を今は読書に使いたいなぁという気分だ。ここ数年で、こんなに自分の見えてる範囲狭いのか〜あかんなぁ、となっていて、視野を広げるためには読書だなと思い、しかし別にそれは意識高い系な感じでもなく、ただ読むの楽しいなぁというモードであり、そんな僕の気分にしっくり来た一冊だったのだ。

仕事帰りに『ジョジョ・ラビット』。ナチスを扱いつつコメディ、しかし戦争の悲惨さをきっちり描きつつ、ただ目の前にいる人を人として尊重することをボーイミーツガールのテイストで描く手腕よ。そして、ジョジョとヨーキーのハグシーンの多幸感よ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?