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316.余裕第一

今日は久しぶりに定時より一時間半オーバーでの退勤だった。いつもは定時から30分以内には会社を出るようにしている。基本残業はしない。それでもってとりあえず自分が受け持っている分は回せているので、基本的には余裕を持って働けている。

ここでも何度か書いているが、過去に雑誌の編集部で仕事をしていたときには本当に余裕がなかった。残業は当たり前だし、校了前には徹夜もあった。土日も取材が入った。一応休みの日は確保されているんだけど、仕事が間に合わなさそうだから持ち帰ることもよくあったし、それ以外の時間でも仕事のことが気にかかってゆったり過ごせなかった。
仕事自体は、好きな業界の好きなお仕事だったけど、余裕のなさが本当にキツくて辞めた。

で、流れ流れて今の職場で、余裕ってものすごく大事なことだよね、と思う。余裕がないとちゃんと仕事にも向き合えなかったりするし、仕事以外の時間もなんとなくそわそわして落ち着けない。
仕事を選ぶときに「こんな業界がいい」「これくらい稼ぎたい」など色々なチェック項目があると思う。「余裕を持って働けるか」も重要なチェック項目なのだけど、その重要さを痛感するのは、実際に余裕がない状況に直面してからだったりする。そうなると、「転職する」ということを考える余裕すらなくなって、メンタルがどんどん疲弊していくのだ。僕も編集部時代の最後の方はそんな感じで過ごした。

今は求人広告を書く仕事をしていて、アルバイト求人が多いが、たまに中途採用の原稿も担当する。やっぱり給与が高いほうが応募が来やすいんだけど、最近はプライベートとの両立も重要なファクターに入ってきている。
新卒採用とか、どんな感じなんだろう。担当することがないからあんまりわからないが、僕が就活していた頃は福利厚生や働きやすさよりも、夢とか将来性みたいなイメージ押しが多かった記憶がある。マジで新卒で就活する人ちにはキャッチコピーや社員インタビューより前に、給与や勤務形態、福利厚生を先にチェックするんだ!と言いたい。

余裕第一。結構本気でそう思っている。

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