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自分の強みは何かを考える

独立開業してやっていくために必要な“自分の個性や強み“。前回noteでわたしの個性は【お客様のお好みに合わせに行ける技術】かも、という結論になったのですが、“技術が売り“ってちょっと弱い気がします。上には上がいますし。他のセラピストと比べて何が自分の強みなんだろう。【“好き“が強いこと】かもしれません。言い換えると【仕事への情熱とお客様への暑苦しいくらいの愛情】です。しかしこれもありきたりだな。こんなありきたりな強みでいいのかな。マーケティングの神であり心の師匠・すがけんさんにお聞きしてみたい。

情熱や愛情って他人と比較しにくいものですが、タイマッサージの師匠・のじさんに自分の好きなものついて話すとき「またけさんは“好き“が強いよね」とよく言われます。好きなものについて普通に話してるつもりでも、はたから見ると物凄く熱弁しているようです。そしてなかなか“好き“が冷めない。前職のライブハウスの照明も20年やっていましたが未だに照明が大好きです。今は辞めたから“観る照“ですね。将棋も“観る将“になって8年、今では将棋が生活に溶け込んでいます。のじさんには「こんなにずっとタイマッサージに情熱を持ち続けてるって本当すごいなといつも思うよ。またけさんほどはなかなかいないよ」ともよく言われます。情熱も愛情も自分の中に当たり前にずっとあるものなので、自分では気づきにくかったです。先生としてたくさんの生徒を見てきたのじさんが言うからこそ、これは自信になりました。単発の講習にもたくさん行って色んな先生から学ばせていただきましたが、それとは別にのじさんのような“自分のことを長いスパンで見てくださる先生がいる“というのは、自分の客観的な評価を知ることができるのでとてもありがたいです。

技術も大事ではある、けど

お客様やセラピスト仲間に技術を褒めていただくこともあるんですが、めったにマッサージに行かないタイプのお客様にとっては、技術って一定の水準を超えれば実はお客様にはさほど違いがわからない方も多いもの。プロ同士ならすぐわかりますが。上手いかどうかの感じ方もお客様それぞれで、技術って基準が割とあやふやだと思うんです。例えば“一番美味しいラーメン屋“が人によって違うように。

先日、勤務先の店に半年に一度くらいのペースでご来店されるフリー(指名なし)のお客様に入らせていただいたとき、施術中の会話中で「タイマッサージは色んなやり方があるので、セラピスト毎にやり方が全然違いますよね」と言ったら、「たまにしか来ないからやり方とか覚えてないなあ」と言われました。そんなものなんですよね。しかも体がキツいという自覚がなく、メンテナンスでご来店。施術前のカウンセリングでは「自分ではわからないけどマッサージ屋でよく『肩が凝ってる』って言われるから肩をお願いします」と仰られました。確かにそういう方だとセラピスト毎に技術の差があってもあまり印象に残らないはずです。でも面白い方だったので、話が弾んで施術中にずっとお喋りしていたら、帰り際にわたしの名前を確認して「またお願いします」と言ってくださいました。全然、技術じゃない。

逆にマッサージを頻繁に受けるマッサージ好きなお客様だと、磨いてきた技術の高さを評価して指名してくださる方が多い印象があります。

のじさんには【技術はあって当たり前のもの】と教わっています。ちなみにわたしの技術はのじさんの評価では「上位10%には入るね」と。タイで“生きる伝説“と言われるピシェットのアシスタント講師に20代半ばで選ばれ、チェンマイのピシェット道場で世界中のセラピストを教え、日本でも関東・関西・福岡などを中心に多数の生徒さんを教えてきたのじさんの評価。まだまだ上には上がいる。高みを目指して頑張ります!…という高見泰地先生の持ちネタが伝わるの方はこれを見ている方の中にはいないでしょうね。まだまだ気合い入れて高みを目指します!

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