イジメは起こるんじゃない、起こしているんだ

おはようございます。
今日も最高の一日が始まりましたね！
そう思うだけで、いきなりエンジンがかかる人を幸せにする男Kingです。

今日の学び『嫌いになろうとするから嫌いになる』

今日は少し複雑な話題だ。
イジメに近い話なので、少し気が重いのだが、考えを整理するためにもここに書きたい。

まあ、思春期女子にあるあるなのだが、「誰々キモイ」って言うやつ。
皆がキモイっていうから、それが普通になって、キモイと言い出す。
そして、次々にキモイ理由を探し出す。
最終的には、すべての行動にキモイという理由をつけて、キモイ人になっていく。

それはいじめの始まりであり、イジメそのものだ。

昨日はそんな話をちらっと聞いた。
ちゃんと、話しをできればよかったのだが、「悪いとこ見るんじゃなくていいとこ見ようよ」としか言わなかったので、もっとちゃんと心に届くように伝えるべきだった。

まず、キモイと思うからきもくなる。
人間、それは自分も含め、皆、好きと思えば好きなところを探し、見つけることができる。反対に、嫌いだと思えば、嫌いな理由を見つける。
嫌いな理由を見つけるというか、嫌いな理由を作る。

つまり、人を好きにもなれるし、嫌いにもなれるのだ。
いとも簡単に。

だとすると、嫌いな人に溢れる世の中を生きるのか、好きな人に溢れる世の中を生きるのかどちらが楽しい人生を歩めるのだろうか？

私は、間違いなく後者を選ぶ。
人間には必ず、良いところと、悪いところがある。
それは私もあなたも、全員だ。間違いない。
だとすると、嫌いになろうとすれば全員をきらいになることもできるし、全員を好きになることもできる。
キモイということもできる。
かっこいい、素敵、かわいい、ということもできる。
面白い、変、すべて含めて良いところと見れるし、悪いところとみることもできる。

足りない部分はみんなで補えばいいんじゃない？
例えばカレーを作る時に、ニンジンがなくて困っている人がいたら、分けてあげればいい。あいつはニンジン忘れたから、馬鹿だという事も可能だ。
でも、ニンジンが半分になるかもしれないけれど、半分あげればどうだろうか？きっと次に自分が困っていた時に助けてくれるだろうし、ニンジンもらった子はどうなるだろう？つぎ、もう忘れないようにしよう。と思うと思う。

皆で助けられる世の中、コラボできる世の中になればいい。
全部自分たちでやらなきゃいけないのか？
そんな世界しんどいじゃないか。
もちろん、自分の事は自分ですることも大事だ
でも、できない人がいたら助けてあげればいい
助けれるのであれば。

彼女らに伝えられることは「きもい」と思ったら、友達にこんなことして、きもかったー！というのではなく、本人にそれキモイから辞めて！と言ってあげる方が１００倍いい。

あなたたちは、人をイジメたい？
絶対にそんなことは無いはずだ。
でも、いじめが始まる原因を作っている、イジメてるつもりはなくてもいじめの起こるメカニズム原因を作っている。

そして、イジメられた後はどうなるかを考えてほしい。
キモイと言われ、誰も話をしてくれなくなり、学校に行けなくなり、最悪自殺とかしてしまうかもしれない。

そんなことを望んでいる？

絶対にそんなことは無いと思う。
周りの子がキモイと言っていたから、そして、きもいところを見つけて、こんなことしてたよ、と、友達に言う。
すると、えー！きもーい！と新発見したことで、友達に伝えると、それで盛り上がるかもしれない、でも、その新発見は確実にいじめに近づいている、近づけてると思う。
友達を悪く言う必要はない。でも、その流れはできれば止めれる人になって欲しいし、その流れを作って欲しくはないなっていう思いはすごくある。

どうか、みんなが幸せになるようにそんなことを考えられるようなひとになってもらいたい。

そんな思いで、教室をしているし、皆に関わっている。
それを伝えたい。

今日からそれを伝えていこう。

人を幸せにする男King