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FIAT500F 1969レストア記録

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1969年製Fiat500Fのフルレストアの様子と実用や発見の記録です。
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2019年10月の記事一覧

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【イタリア人の見事な運転術】

何度も見て学ぶ・・・

【納車!から恐る恐る試運転】

チンクは小さいから2トンに乗っちゃいます。 レールを設置して慣れた感じで東京上野の地に降り立ちました。 そして、オンタリオさんは帰ってしまったので単独で試運転。 500kmの慣らし運転開始 前にに乗っていた126は1速だけシンクロが無かったのですが、これは1234速全部シンクロ無し。乗り方にコツがいります。まだなれずにたまにガリッとなってビビりながら初走行。緊張しました。 達人だとクラッチを踏まないで回転数があっていればシフトできるらしいけど達人じゃないのでいろいろ勉強

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FIAT500F納車

上野に納車されてきました。トラックつけられて車通りの少ない寛永寺の裏で待ち合わせ。

【レストア完成!】

ナットの一つとってもキレイな仕上がり。 ボルト&ナットが全部クロートメッキ加工されています。 フューエルホースに脱落防止のワイヤーが!細かい気づかい! コイルはオーバーホールしてそのまま使用 シートはキレイな仕上がり。ショップの方が自らミシン縫いされるそうです まるでちがうクルマのように生まれ変わりました。 ミッションもエンジンも不具合があまりなく入庫後約半年で完成しました。 つづく

【シートインテリアの色指定】

貼りかえのため皮の生地見本等で色の発注。 大人な感じでネイビーにアイボリーのツートンに決定しました。 旧パーツを外しカバーを剥がして貼り直します。 ソファの張り替えのような作業です。

【500cc→650ccに】

500はオリジナルにこだわるのも大切なのですが街乗りの足にするので650ccにアップしました。トルクがまるで変わります。 バルブホールに若干の摩耗があり作り直すみたい ほんの少しのカタカタを直しておくのがトラブル防止の秘訣です。 もともと付いていた 「Ten Auto Radio」を調べてみました。 神戸工業 1955年にトヨタの初代クラウンに、初のカーラジオを提供した神戸工業は、1968年に富士通と合併した後も、神戸工業部としてカーラジオに名を残していました。神戸

【琺瑯ビアンコに全塗装】

現代技術は凄い。イメージしているサンプル(モノでも可)を持ち込むとその色がデータ化され調合しその色を完全再現できます。 なので琺瑯のコップ(白)を持ち込みました。 ちょっと青みがかった白で透き通ったイメージ。 イメージ通り、イメージ以上の完璧なビアンコ エンジンやタイヤハウス、トランクは汚れるのでブラック塗装に これ意外とやってない500多いです。 ホイールも復活! これが・・ こんなにキレイに! エンジンとミッションは ブラスト処理とパーツクリーニングさ

【バラバラにバラします】

埼玉のオンタリオSSさんへ陸送し早速ドンガラに。 エンジンは回すとかかったそうです。 ミッションも状態はいいみたいです。 右のサイドシルに錆が ここは雨水などたまるので錆びやすい箇所 ここはドアの下部のカットボディを移植することにしました。 ガソリンタンクを外すと元々のホワイトの色が 板金塗装屋さんへ指示を 直接ボディにマジックで指示いれ いすゞベレッタのミラーの穴も埋めます まずはボディの板金へ つづく

【抹消さらば「石」ナンバー!】

ナンバーを引き継ぐという選択もありました 特にそこにこだわりはない。とのことだったので抹消登録しました。 もともとビアンコのこの500は2度塗り替えられています。 ビアンコ→グリーン→オレンジ 抹消引き取りまで芝犬アナンとお別れ写真。 埼玉のオンタリオSSさんがわざわざ引き取りに着てくれました。 いざ埼玉へ つづく

【20年ぶりの外光!】

ジャッキアップしたまま運転席に一人 リアからジャッキをおさえながら押して数十センチ進んでいく地道な作業 いよいよ外の光をあびる500F号 キャンバストップはガビガビだけどさすが室内保存。主だったサビはない模様。 リアのドラムが固着していて556を吹き捲くって強引にレンチで回す 経年劣化はあるもののわりとキレイ。 当時もののカーラジオが渋い。 かなり状態はいい感じ 雪国だけにななりこってりとアンダーコートされていて錆がほぼありませんでした。 メーターは45年間

【不動の500F20年ぶりに始動】

2014年10月12日 金沢の義理の父の事務所の片隅の土間に20年間保管されていた1969年製Fiat500F。フルレストアして東京で足として乗ることに決めたので金沢に行きいろいろ状態をチェックに。 まったく動かず・・ 左のフェンダーが壁に干渉して動かない。タイヤも抜けてしまっていいる。 とりあえずジャッキアップしてみることにした。 渋い「石」ナンバー! ジャッキをボディにそのままあてている!?今見るとこのジャッキアップ位置はNGです。 タイヤは空気が抜けきって