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【読書サマリー】1兆ドルコーチ~シリコンバレーの巨人の裏には1人の共通の師がいた~

こんにちは。とあるマッチングサービスでプロダクトマネージャーをしています船橋です。

当著書をNoteにまとめてみようと思ったきっかけとして、近頃本、Youtube、Newspicksなどでたくさんの情報が飛び交っているなかで、興味あるジャンルがアレヤコレヤと出てきていて、学びの質を担保しつつ多くのことを学ぶことの難しさを感じていました。

その中で、最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法としてアクティブラーニングが提唱されています。そのアクティブラーニング化の2大ポイントは、「想起」と「再言語化」と言われています。読んだ本の内容を整理することで「想起」し記憶に定着させ、学びを自分の言葉で記すことで「再言語化」するためにNoteにまとめてみようと!と思い立ちました。

前置きが長くなりましたが、本の内容の方に移ります。

ビルの生い立ちと章ごとにどのような事が書かれているのか?を重点的に書いています。

著書について

本タイトル

1超ドルコーチ~シリコンバレーのレジェンドビル・キャンベルの成功の教え~

著書

エリック・シュミット

2001年から2011年まで、グーグル会長兼CEO。2011年から2015年までグーグル経営執行役会長。2015年から2018年まで、グーグルの持株会社アルファベット経営執行役会長。現在はグーグルとアルファベットのテクニカルアドバイザーを務めている。

ジョナサン・ローゼンバーグ

2002年から2011年まで、グーグルの上級副社長としてプロダクトチームの責任者を務めた後、現在はアルファベットのマネジメントチームのアドバイザーを務めている。

アラン・イーグル

2007年からグーグルでディレクターとしてエグゼクティブ・コミュニケーションの責任者、セールスプログラムの責任者を歴任している。

ビル・キャンベルとは?

2016年4月の春の日に、カリフォルニア州のとあるフットボール場に、75歳でがんに倒れたウィリアム・ヴィンセント・キャンベル・ジュニアを称えようと沢山の人が集まった。1000人を優に超える列席者がいた。

1983年に西海岸に来て以来、アップルやグーグル、インテュイットをはじめとする多くの企業の成功に重要な役割を果たした、テクノロジー業界のかけがえのない存在だった。

ビルと著者の関係

著者のグーグルCEOのエリック、プロダクト責任者のジョナサンとして入社してから15年もの間親しく仕事をしてきていた。ビルは二人のコーチになり、1,2週毎に個別にあって、会社を成長させる中での様々な問題を話し合った。ただの風変わりなスタートアップだったグーグルが、世界でも有数の価値ある企業とブランドに成長するまでのあいだ、ビルは二人を個人として、チームメンバーとして、主に影から支えた。

ビルの生い立ち

・ペンシルベニア州西武の鉄鋼の町ホームステッドで、負けん気の強く聡明な子供として育った


・高校でアメフト部の花形選手として活躍


・進学したコロンビア大学では大学史上類をみない活躍をした


・古巣コロンビア大学のフットボールコーチになるが、チームを取り巻く様々な外部要因の影響もあって奮った成果は出なかった

・39歳のときに広告会社に就職しビジネスの世界に入る


・Appleに入社し9ヶ月間でセールス・マーケティング担当副社長に昇進、「マッキントッシュ」の販売を任される

※公開直前まで経営陣でCMを流すか論争し、ビルが反対を押し切って行った大成功したプロモーションはこちら



・アップルソフトウェア部門のクラリスをスピンオフ、ビルがCEOになり順調に業績をの伸ばす

・アップルは当初予定していたクラリスを公開企業として完全独立させる計画を撤回参加の完全子会社として傘下に収めた


・クラリスを退社

・GOコーポレーションCEOに。現在のスマホのさきがけとなる「ペン入力携帯情報端末」の開発、製造を行う会社

・時流に乗れず1994年にGOコーポレーション廃業

・1994年にインテュイットCEO に就任。ここでリーダーシップや人材育成の才能が顕著に際立った。コーチ業への復帰

・2000年にインテュイットCEOを辞任、実質ここからさまざまな企業へのコーチが始まる

古巣のAppleスティーブ・ジョブズとの交流、グーグルCEOたちへのコーチ、シリコンバレーのあらゆるCEOへのコーチングが行われる

(本書の内容はここでの内容がメイン)

教えが本になった理由

ビルからコーチングを受けたみなの学びの集合体

ビルからコーチングを受けた人たちは、今もなにかあれば「ビルならどうするか?」と考える。そのみなから聞き込みを行い、ビルからの教えをまとめた著書

ビルはきっとこう願っている

ビル・キャンベルは、本に取り上げられたり、自分をテーマに書かたりする名誉を望まなかった。おそらく自分自身の伝記には興味がないだろう。彼のビジネス・コーチングの姿勢を「コード化」し、彼のアップル、インキュイット、グーグルなどでの成功の奇跡を他企業にも役立ててもらいたい

ビルへの賛辞

彼の秘訣を「オープンソース化」するのは、自分の知識を惜しみなく与えることに生涯をかけた人物にふさわしいだと考える

著書「1兆ドルコーチ」は何を教えてくれるのか?

本著では1超ドルコーチのビルはこれまでたくさんの人に、

①何をコーチしたか?

②どうやってコーチしたか?

の両方を考えていく。


そして、上記の2つを更に4つに分解して書かれている。

①ビルはマネジメントスキルをどうやって組織細部に浸透させたか?

→第2章:マネージャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる

②ビルは一緒に働く人にどのように信頼関係を気づいていったか?

→第3章:「信頼」の非凡な影響力

③ビルはどうやってチームを構築したか?

→第4章:チーム・ファースト

④ビルはどのように職場に愛を持ち込んだか?

→第5章:パワー・オブ・ラブ







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