PPVV2 観劇レポ


※これは凛として時雨のヲタクとして無印のライブビューイングを見に行ったら見事嘉納火炉に狂った女のPPVV2観劇(初日は現地&配信、それ以外は配信)の感想です。レポ本編は当時ノートに手書きでざかざかと書いていたものを打ち直しました。
今(円盤出ましたね!本編で死に、メイキングでも死にました)となっては矛盾もあるかも知れません。ご容赦ください。

今回の主題歌も最高ですね!流石凛として時雨!この揺さぶられるような気持ち悪さが大好きです。(「Perfake Perfect tour」の配信のセトリが良すぎてヲタクは死にました。)


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↑これは自分の覗く深淵の深さをまだ知らなかった頃ののんきな写真。スマホの充電が死にかけてて、折角の初観劇で思い出の写真をほとんど残せず...(Googleマップ使えなくて、終演後明治座から夜行バス乗り場まで徒歩でふらふら彷徨った)

11月20日ソワレ(初日)

・ ホールに入った瞬間の没入感。仮想空間に入ったよう。町人が出てくる→気づかないうちに本編。現実と演劇の境が曖昧(無印でも。でも終わりはしっかりけじめをつける)。
・神宮寺。ライトの青が軍刀に煌めく。黒曜石を割ってできたナイフのような鋭く光る瞳。少し幼く見える?→不安定さの表現?
・嘉納。初演より声が高め?→最後の局長との会話で無印の低さになる。ホールの潜在犯を追う時の少し楽しそうな様子が無印冒頭を思い出す。タイトル前のドミネーター(構えたけど撃っていない?)。猟犬の表情。目を見開く。
・ホールの潜在犯。「俺には家族がいるんですよ」潜在犯が逃げた先(下手)でボコられるSE。「逆咲」という人物が“強い”ことを示す。どんな人が出てくるんだ?という期待。
・無印の嘉納の余裕のある感じは執行官時代のちょっと雑(メンタル維持にそれほどピリピリしに)な部分が癖というか性格として出ていたのだと思っていたけれど、2では余裕も何もなく部下とのコミュニケーションに手こずっていた。(無印は)獣を隠すため、大城に悟られないための仮面?嘉納もぐぬぬ…って顔するんだ、という衝撃(和田さんのこういうお芝居好きです)。両手にマグカップを持って、何か周と御子柴に話しかけている?何を伝えたかったんだろう…(「コーヒー」?→「わらえ」)
・ PPVV2三係。嘉納…ハンサム、逆咲…サバサバビューティ、御子柴…わんこイケメン、周…アウトローに人間臭さ、斎記…漢まさしく刑事(デカ)ってバリエーション豊かな格好良さなの強い…(嘉納ハンサムはこの前の演劇に引っ張られてるが)
・OP、嘉納の背中、ロゴ、象徴。神宮寺を追う嘉納。ストーリーの暗喩。アニメ的・映像的表現。レイドジャケットの白ラインが青いライトに照らされて発光しているように見える(反射テープだからね)
・ 狂気の暗喩。赤ライト。ちかちかと瞬くのは炎の揺らぎ?
・嘉納の分け目逆?
・ 「悪かったな、邪魔者が居て」かわいい

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・逆咲さんの衣装替え、「見た目に頓着しないめんどくさがりではない」って表現?靴も違う
・ワニ素手で倒した斎記監視官…
・ “あくまで”思考実験…
・釘谷くん帽子深めにかぶってるのと前髪長めなのとでお顔があまり見えなくてミステリアスさマシマシ
・無印と比べて嘉納さんの表情がくるくる変わる…というより感情を表に出してる?
・光宗の喉をぐわっと鳴らすようなねっとりとした話し方よ…
・「ね、神宮寺さん?」崇拝?依存?
・「自分の意思でついて行きます」
・神宮寺の悪夢を光宗が見つめているのは、神宮寺の不安定な精神状態をオブザーバーである光宗を通してシビュラが把握していた?
・「あんパンと牛乳です」
「俺から逃げ切れたやつは1人もいねぇ、女をのぞいてな」
・「お前は愛が足りねぇからおれが一生分抱きしめてやるよ」煙草を吸うのは佐々山オマージュ?
・「かかってきなさい!」「手伝おうか?」
・「おい!逆咲!逆咲!おい!一花!しっかりしろ!一花ッー!」
・「殺してやる…!」「触るな…!」ドスのきいた声よ…
・ 犠牲になった潜在犯のデータ、無印開演前の座標?
・光宗破壊シーン、びびった…
・真実を知った神宮寺、諦め・困惑→不安定・悲しみ
・嘉納に当たるスポットライト、それでも彼は傍観者のまま
・「刃を当てて引けば殺せるよね」という振り方。ぽつり、と地を這うような声で話し出す。どこを見ているか分からない瞳なのにこちらを見ているように感じる。目を合わせてはいけない怪物感。
・九泉の写真を見つめる嘉納…笑ってる?


11月28日マチネ(東京千秋楽)(比較対象:初日)


・参事官のシーンBGM増えてる?NNDの騒がしさが残る→不穏。初日「三億だ!」今日「私を誰だと思っている!」
・冒頭の神宮寺、初日よりも力が乗ってる感じ?
・ 朱ちゃんの音声切れさせるの手動?
・ スタッフの慌て方が初日よりも少なめ(あまりにもリアルすぎたから?)「今日母の誕生日だ!祝わせてくれよ!なあ!」
・ 辞令。赤ライト点滅前に決意したように前を向く。
・ 「気に入らないんです」「きにっ…」
・ 周さんやわっこい話し方になってる?
・ 嘉納さん、何を言ってるんだろう…?御子柴くんがどつかれた後に「あちゃー」って顔してたけど…
・ なんで珈琲の匂い嗅いだ!九泉の激マズ珈琲の話か…
・斎記監視官。熊→ゴリラ
・御子柴くんの刑事オタクみマシマシ
・セット上に神宮寺、下に嘉納。静止時間長め
・ヌーストポーズ反転(下手向き)。釘谷と賽の方を向かず、どこかをギッと睨んでいる
・ 嘉納の声は無印くらいの低さ?(初日高め)
・神宮寺の拘束から逃れた嘉納のひらみよ…バレエ...
・雑賀先生の「そうだね」に「何を言っても無駄だな」」という諦めのようなニュアンスを感じるのですが…
・「怠惰は罪ですよ」の顔、ヲタクの気持ち悪さじゃなくて無機質な不気味さ
・釘谷の「ね、神宮寺さん?」光宗を恐れている?
・ 「荷が重い」困惑→ジャケットを投げてから怒りの感情「順序を守れば事件を解決できるんですか!?」少し笑ってる。煽り?単なるブチ切れじゃなくて、もっと複雑な感情。深みのある怒り。
・ 偽装屋(シゲさん)に「元気でな!」
・ 「底辺を這いつくばりながら…」「うるせぇ…」自嘲するような力が少し抜けたような声(初日「バカにすんなよ!」って感じ)
・「私もなれますかね」「なんでもないです」を少し悲しげ
・神宮寺の悪夢、おびえるような表情。「もうすぐすべてが終わる」初日→力尽きそうな感じ。東京楽→決意し祈るような感じ
・周と御子柴の日替わり。「いつやんの!?いまじゃないの?」「いまですね…」
「おやおや困りましたね」古畑任三郎
カリオストロ一人芝居。周にこにこしてる。
「事件は会議室で起きてるんじゃない」「「現場で起きてるんだ!!」」
「レインボーブリッジ「「封鎖できませ~ん!!」」→「御子柴が邪魔したからあと2分!」
・ 「神宮寺って方かにゃ♡」嘉納が一瞬「はっ!?」って顔を出す
・「俺もお前もこんなことするために生まれてきたんじゃないのにな…」「最期に思いっ切り抱きしめてやるよ」釘谷の遺体を気遣う(「おい…」と声をかけて揺さぶる)
・「おい!逆咲!逆咲!おい!一花!しっかりしろ!逆咲ッー!」最後の叫びが「逆咲」に変わってる。放心してる感じ。
・「神宮寺くんわかっていますね」「……はっ!」この間なに!?
・光宗静かめ?ねっとりではない
・「お前のこともよく知っているぞ」に後輩に声をかけるような暖かい感じ
・「なぜ見逃した」すがりつくよう。泣きそう
・光宗。動きが少なめ?ゆっくりと動く。機械?
・ ドミネーターを受け取った嘉納が神宮寺を見るのは「この引き金を自分が引いていいのか」(事件の当事者は神宮寺なので)ってこと?
・「いやいやいや…」混乱して力が抜けてる
・ 「潜在犯は害虫扱いかよぉ…」泣いてる?
・傍観者だった斎記が神宮寺を止めることで、傍観者ではなくなる。嘉納は傍観者のまま。どうにか落ち着いて照準を合わせようとする。
・「嘉納お前が選ぶ答えはどっちだ?」(「分からない…」)「そうか…」「死ねよ、異常者」泣いている。
・ 「嘉納、信じてるぞ…」「斎記監視官…」の嘉納の目、生気が無い、困惑なのか虚無なのか分からなくて怖い(初日は泣きそう)
・「やめろォーッ!」で目を閉じている(初日は開けてた)ギリギリまで傍観者であり続ける(見たくない)。
・覚醒。狂気より何かにあらがうような赤。自分の中の狂気の獣の衝動と戦っている。一人目を刺したあと、振り返って「あ…」というような表情。
・「ああ…ようやくわかったよ…」呆然と。声に力が入っていない高笑いも少し泣くようなしゃくり上げるような感じから始まる
・ 局長に報告する嘉納。泣くのを堪えている?握りしめた拳→背中に隠す
・ 泣きそうな顔で、でも口元は笑みをたたえて九泉の写真を見つめる


12月6日ソワレ(大阪大千秋楽)


・アバン、潜在犯(沼田清彦)のセリフが大千秋楽仕様。「違う!まだ誰にも恩を返せていない!感謝も言えていない!」
・ 辞令。目がすごい。緊張と不安。落ち着かない表情。なんでこの人の名前「嘉納」なの?皮肉か?
レイドジャケットを着ながら視線を落とす→自分が監視官になったことへの疑問
・ヌースト神宮寺。つまらなそうに訓練を眺めている。
・「それまで耐えるんだ」決意。
・ 執行官たちともめる嘉納。「焦り」のニュアンス?
・御子柴劇場
「刑事に憧れてたんです」で敬礼
「カツ丼って古いじゃん。カツ丼以外のもの何か持って来てよ」「ガパオライスだよ」
かっこいい1シーン
カリオストロ→「まだあるよね?」「周さんの好きな…」周「事件は会議室で…」御子柴「かっこいいですね!でも…(進めようとする)」周「いやもう1個あんだろ!?」周&御子柴「「レインボーブリッジ封鎖できませ~ん!!」
・周と釘谷。一部「クズ」から「雑魚」に変わってる(東京楽と比べて)。首を絞めている感じが上がっている(首の骨が折れるSE追加?)
「ああ雑魚で悪かったな…」「でも雑魚でも人生があるんだよ」「俺もお前もこんなことするために生まれてきたんじゃないのにな」「最期に思いっ切り抱きしめてやるよ」(「お前には愛が足りないから」は無かったような気がする)
「こんなとこで終わってたまるか…」←生きてる!?
・「え…どうして…?」力のない幼子のよう
ボロボロに泣いている
・「俺は…俺は…!」なんとか狙いを定めようとする嘉納
・嘉納の前に立ち塞がり、悲しげに微笑む神宮寺→研究員達に向かう→エリミネーター執行
・局長への報告。ふらふらと歩いてくる。泣き出しそうなのを堪えようとして表情が歪む→一度下を向く→「申し訳ありませんでした」→「ありがとうございます」で作り笑い。段々斜に構えるような態度に。「憂慮を生む」以降手を後ろで組んでる。
・九泉の画像を見て、肩をふるわせて笑う。「九泉晴人、監視官か…」クッソ低音。


赤のシーンの違い


初日「狂気」
軍刀を拾う→呆然と見開いた目で前を向き、引きつった笑みを見せる→気合いを入れるように息を吐きながら1人目を刺す→笑いながら殺していく→「ああ…やっとわかったよ…」理解したことを喜び、恍惚とするような声色。地を這うような低音。→高らかに笑う
東京楽「困惑」
軍刀を拾う→呆然としたまま1人目を刺す→「えっ」というように振り向く→次々と研究員を殺していく。表情は何かにあらがうような、困惑するような、理性と獣の戦い→「やっとわかったよ…」ぽつりと話し出す。泣きながらしゃくり上げるような震えた声で。
大阪大千秋楽「悲しみ」
泣きそうな顔で力任せにがむしゃらに軍刀を振るう。悲しみを吹き飛ばすように、ごまかすように笑う。自分から狂いにいった?正気より狂気でいた方が楽だ、と。


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