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初心者におすすめ!失敗しないギター選びのコツ(20年の経験で解説)

「ギターをはじめたいけど、どうやって選べばいいのかわかりません。」

こういった悩みにお答えします。

✔このノートの内容
■初心者が失敗しないギター選びのコツ(ポイントは6つです)

これを書いている私は、ギター歴20年です。
エレキ、フォーク、クラシック、ミニギター、ウクレレすべて弾きます。
今まで何本ものギターを購入しましたが、失敗したことは一度もありません。
ギター選びに失敗しないための本質的な部分をお話しします。

これを読めば、初めてのギター選びに失敗しなくなります。
ぜひ参考にしてみてください。

【ギター初心者にはフォークギターがおすすめです】


そもそもギターにはエレキギターとアコースティックギター(以下、アコギ)の2種類があります。
さらにアコギは、スチール弦のフォークギターとナイロン弦のクラシックギターに分かれます。

初めてのギターにおすすめなのはフォークギターです。
理由は2つあります。
“電源が不要で気軽に弾けること”“音の強弱のつけ方を理解できること”です。

☑よくある質問
エレキギターでも強弱は理解できるのでは?と思われるかもしれませんが、たしかに毎回ちゃんとアンプにつないで、ある程度大きな音で練習するのであれば大丈夫です。

でも、手間を考えると実際は難しいと思います。
エレキギターはアンプにつながないと音が小さく、その状態で練習するとつい強く弾く癖がつきます。これを後から直すのは苦労します。

実は私はエレキギターから始めました。その経験上フォークギターから始めることをおすすめしますが、別にそれが正解ではありません。

ギターを続けていけば、いずれ両方弾くようになると思います。
その時にフォーク⇒エレキの持ち替えは簡単ですが、エレキ⇒フォークの持ち替えは苦労します。
だったら、フォークギターから始めませんか??という話です。

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【初心者が失敗しないためのギター選びのコツ(ポイントは6つ)】


ギター選びは“恋人選び”だと思ってください。長く付き合えるパートナーを自分の決断で選んでください。
その際に重要なポイントを6つ解説します。
エレキorアコギ問わず、すべてのギターに言えることです。

①必ず実物を弾いてみる
初めてのギターは必ず実物を弾いてください。
なぜなら、ネットの評判が良かったり店員さんのオススメであっても、自分には合わないことがよくあるからです。

ギターは同じような形でもメーカーによって大きさや重さ、ネックの太さがすべて異なります。体格や手の大きさは人それぞれなので、直接触ってみて自分に合ったギターを選んでください。

弾けなくてもいいんです!持って構えてみるだけで何となくわかると思います。

その時に見てほしいポイントは以下の3点です。
・ネックを握ったときに太くて握りづらいと感じないか?
・構えたときに肩が上がり過ぎて、長時間その態勢だと苦しくないか?
・音を出したときに「良い音だな」と思えるか?

②そのギターの音を客観的に聞いてみる
店員さんか友人に弾いてもらって、ギターの音を客観的に聞いてみてください。

同じギターでも自分で抱えて弾いて耳に入る音と、すこし離れた所で聞く音ではすこし違って聞こえるからです。

そもそも弾き手によって音色は変わりますが、客観的に聞こえる音が「自分が弾いたときに聞く人に届く音」なので、ぜひ試してみてください。

③見た目が好みのギターを選ぶ
ミュージシャンとして、見た目にも気を配るべきです。
やっぱり見た目が気に入ってるギターには愛着がわきますし、練習のモチベーションにつながります。

ギターを構えた姿がカッコよくありたいですよね?
ギターを持った自分を鏡で見るか、写真を撮ってもらってください。
音が気に入って、自分に似合うギターを見つけましょう。

④価格帯は5~10万円
初心者であれば5~10万円のギターがおすすめです。

ある程度のレベルの楽器で練習しないと上達しないし、続かないからです。
弾きやすくて良い音がするギターなら、練習する気になりますよね?
そうなると5万円以上のものを選んでほしいです。

ちょっと背伸びして買うと、簡単に辞めれません
3万円以内のセット物は絶対に手を出してはいけません。
断言しますが、程なく挫折するか買い替えることになります。

⑤急いで決めない
焦って決めると後悔します。迷ったら一晩寝て考えましょう。

ギターは一度買うと長い付き合いになるのでじっくり考えて決めるべきです。

例えばですけど、今日会ったばかりの人と急に付き合いませんよね?
しかも初めての恋人になる人をですよ?

コレという一本が現れるまで焦ってはいけません。
もし可能であれば、気になるギターを自分で弾いている動画を撮っておいて、家で見直して熟考してください。

⑥好きなアーティストやジャンルを決める
好きなアーティストがいればベストですが、メインのジャンルを決めましょう。

なぜなら、ギターと音楽ジャンルには一応相性があるからです。

例えば、ロック系の曲やパワフルな弾き語りをやりたいなら「ドレッドノートタイプ(ボディが大きいギター)」、指引きでの落ち着いた弾き語りやギターインストをやりたいなら「000(トリプルオー)タイプ」など小ぶりなものが良いでしょう。

最後にもう一度まとめます。
初めてのギターはフォークギターがおすすめです。
その際のポイントは6つ
①必ず実物を弾いてみる
②そのギターの音を客観的に聞いてみる
③見た目が好みのギターを選ぶ
④価格帯は5~10万円
⑤急いで決めない
⑥好きなアーティストやジャンルを決める

素敵な一本に出会えることを願っています!

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