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タイムシフトマシン生活

3年前にテレビをREGZAに変更しました。もともと全録生活は東芝レグザサーバーの発売から始まったのですが、途中で製品がOEM化されて操作性が変わり、録画チャンネル数の多いパナソニックの全自動ディーガに移行していました。全て録画しているとテレビの放送時刻が気にならなくなり、その結果テレビ放送自体に興味が薄れていくという特長があります。

大河ドラマはNHKオンデマンドで観られるし、テレビ放送にはあまり関心がなくなっていたのですが、REGZAのタイムシフトマシン機能には興味がありました。導入した人の評判が結構いいので、気になっていたのです。さっそくREGZAタイムシフトマシン機能を使い倒そうと、快適な環境は何かといろいろ試してきました。

タイムシフトマシンと言えども

タイムシフトマシンとは言っても、テレビでリアルタイム再生中の番組を巻き戻したりはできません。あくまでも過去番組表から再生した録画番組を見ているときに、巻き戻したり早送りしたりできます。あれっと思うかもしれませんが、そのうち常に過去番組表からテレビ放送を見るようになるので、思ったとおりの挙動になると思います。

どのテレビがいいか

タイムシフトマシン機能が付いていれば、どのテレビでもいいと思います。1台で6チャンネル録画できます。生活にあった画面の大きさを選び、好きなパネルの種類(有機EL、Mini LED液晶、液晶)を決めましょう。有機ELテレビは画面が綺麗で一番おすすめですが、結構重たいです。

記録メディアはどれがいいか

少しお金がかかりますが、SSD一択だと思います。2TBか4TBのポータブルSSDなら、バスパワーでケーブル1本ですし、ぶら下げても貼り付けても邪魔になりません。一時期スティックタイプのUSBメモリ型SSDを使っていたのですが、熱をもち過ぎて再生時にブロックノイズが出るという問題が発生しました。ケーブルを挟むと熱が伝わりすぎることもないので、ポータブルSSDがおすすめです。私はSandiskのものを使っています。

テレビは何台がいいか

6チャンネルの録画で十分だったら、タイムシフトマシン対応テレビ1台で良いと思います。7チャンネル以上録画したい場合は、タイムシフトマシン対応テレビの2台目を購入すると良いでしょう。2台がLANで繋がっていれば、両方のテレビで録画番組が見られ、最大12チャンネルを録画することができます。なお、台数を増やせば何チャンネルでも録画はできるのですが、テレビ画面で同時に表示できる過去番組表は、操作中のテレビとネットワーク上のテレビ1台のみなので、最大12チャンネルとなります。

タイムシフトリンク

タイムシフトマシンと一緒に出てくる、わかりにくい言葉がタイムシフトリンクです。タイムシフトマシンが録画&サーバー機能で、タイムシフトリンクがクライアント機能と言って伝われば、それが正解です。このわかりやすい概念が、ウェブサイトや説明書等には一切書かれていません。もしかしたら厳密には違うところがあるのかもしれませんが、今のところ矛盾は感じていません。

タイムシフトリンク対応テレビ

つまり、タイムシフトマシン機能がなくて、タイムシフトリンク機能があるテレビとは、LAN内のタイムシフトマシン機能が有効になっているテレビやレコーダー(レグザタイムシフトマシン)に接続し、チャンネル録画を再生できるというものになります。1台にしか繋がりませんので、最大6チャンネルです。どのタイムシフトマシンに繋ぐかは設定で明示的に決めるので、LAN内に何台のタイムシフトリンク対応テレビがあっても、動作はすると思います。(排他処理等あるのかは試していません。すごく気になってきたー)

テレビ以外での再生

iPhone/iPadではREGZAの録画ファイル形式が対応していないようで使えていません。Windowsでは再生できました。本来は所定の契約すると、多様なデバイスでテレビ番組を再生できるようです。Apple度が高い私的には、ここはやや残念なところです。

HDD録画とレグザタイムシフトマシン

タイムシフトマシン機能は、24時間録画こそ威力を発揮します。その場合、できるだけ大きなストレージがいいのはわかるのですが、HDD録画にすると24時間部屋の中がカリカリ言うので、おすすめできません。レグザタイムシフトマシンも、HDD録画のうえに、Blu-rayドライブ自体も結構音がするのでうるさいです。一度レグザタイムシフトマシンのHDDをSDDに換装してみたのですが、雑音はほとんど変わりませんでした。

雑音が気にならないなら

雑音が気にならない場所に設置するなら、レグザブルーレイの一番安いモデルに、HDDを超大容量に換装して、安いタイムシフトリンク対応テレビを繋げてしまえば、10万円ちょっとで最強の録画マシンができあがります。最大6チャンネルですので、放送局の少ない地方のオフィスなどに設置するには最適かもしれません。高画質で1か月分くらい録画できます。

長期的に保存したい場合

テレビ番組を長期的に保存したい場合は、タイムシフトマシン録画から、通常録画領域や外部メディアへダビングする必要があります。ご注意ください。

まとめ

これからサッカーのシーズンが始まります。推しチームや推し選手のニュースが目まぐるしく放送されるでしょう。きっと地上波中継もありますね。ぜひ全録して見逃さずに推しまくりましょう。





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