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EAPメンタルヘルスカウンセラー研修90時間の記録

EAPメンタルヘルスカウンセラーを正式に名乗るには合格してから90時間の研修を受ける必要があり、2年から5年を目安に修了目標としています。
それまでは研修生扱い。名刺やプロフィール欄には「eMC研修生」または「EAPメンタルヘルスカウンセラー認定資格合格」の記載となり、「EAPメンタルヘルスカウンセラー」を名乗れません。

\1年4ヶ月で修了することができました。/
その記録を残し、研修生の皆さんの参考になれば嬉しいです。


研修は3項目

  • 必修科目:3講座全て受講

  • 選択必修科目:いくつかある講座から2講座選択

  • 実務実践科目:5講座から選択し合計30時間

費用について
私は合計132,660円かかりました。
但し当時はキャンペーンで30%OFFでしたので、2024年4月以降で換算すると170,280円となります。
また、私は業務実績があるため「実務実践科目」にいれることができましたので、業務実績がなければもう1講座受ける必要があります。
プラス6,600円〜13,200円になるので180,000円程かかることになります。

必修科目研修

これらの講座は誰もが受ける必要があるため予約が取りにくいです。通学がある場合、オンラインは基本地方の方優先という配慮をする必要があります。

  • 倫理研修Ⅰ(合格後の説明会で実施)

  • 倫理研修Ⅱ(映像視聴)

  • システムズアプローチ

  • 共通要因アプローチカウンセリング

選択科目研修

私は交流分析基礎講座とクライシス・カウンセリングを受講しました。
交流分析は人気が高くすぐに埋まってしまうので早めの予約が良いかと思います。

実務実践研修

CP(カウンセリングプラクティカム)は必ず受ける必要があります。

現在の養成講座受講生がクライエントになるため枠が限られているのと、相談内容に対応できるカウンセラーとのマッチングするかどうかが肝になります。
また、半年に1回程の募集なので募集しているときにすぐ予約するのをおすすめします。カウンセリング3回とグループSVが2回あるので、5日間の予定を確実に抑える必要があります。

私が受けた選択科目研修

交流分析基礎講座

クライシス・カウンセリング

私が受けた実務実践

実習プログラムは実際その場に行くのと実習前後に打ち合わせがあるのでスケジュール調整が大変なのとEMCAの案内ではわかりにくいので説明します。

八幡メンタルクリニック デイ&ナイトケア

  1. 事前打ち合わせをWebから申し込む

  2. 当日クリニックへ行き野間先生から説明を受ける

  3. 後日野間先生へ電話をして実習の予約を入れる

  4. 実習開始(私は2時間ずつ4日間行きました、相談可能です)

  5. 振り返り会をWebから申し込む

  6. 振り返り会

CP(カウンセリングプラクティカム)

これが申し込みから修了までが長いこと!
2023年11月に申込みをして終わったのが2024年4月でした。

  1. Webから申し込む

  2. 説明会にでる(オンライン)

  3. EMCAインターン申込書を郵送する(証明写真必要)

  4. CP研修を受ける

  5. CPのクライアントマッチング連絡がくる

  6. 受講料6,600円を支払う

  7. FSとZoomリンクが届くのは初回の数日前

  8. CP初回

  9. 「報告書」を翌日までに送る

  10. 「SVシート」と「逐語録」をSVの2日前までに送る

  11. グループSV1回目

  12. CP2回目

  13. 「報告書」を翌日までに送る

  14. CP3回目

  15. 「SVシート」「逐語録」をSVの2日前までに送る

  16. グループSV最終回

逐語録は50分なので1回分につき6-7時間はかかります。これが2回あります。
初回CPから初回グループSVまでが1週間しかないこともあります。スケジュールに余裕をもって予め抑えておくのがよいです。

研修修了の報告をする

研修が終わったら自らEMCA事務局へメールにて連絡をします。
(持っててもきませんのでこちらから連絡します)
数日後に「申請フォーム」が送られてきますので入力をして、入力したことを連絡します。

講座を受講した日はどこかに控えておきましょう!

Notionにて管理

ちなみに私のように10日間以上のEAPメンタルヘルスカウンセラーとしての相談実績がある場合は別に資料を作成します。フォーマットなどはなく、以下のような内容が知りたいとのことでしたので私は資料にまとめて送りました。

  • 面談場所(どこで)

  • 立場(どういった立場で)

  • 頻度

  • 時間

  • カウンセリング概要

しばらくすると事務局から確認が取れという連絡と以下2点の郵送依頼が来ます。

  • 証明写真(3×2.4cm)

  • 身分証明書のコピー

研修を修了して

養成講座の他に別途費用と時間がかかるので長い道のりに感じましたが、修了してみるとこの1年4ヶ月はさらに自分と向き合ういい時間となりました。
合格後にさらなる自己研鑽の場を提供頂けるわけです。

ある先生がおっしゃってました、
「試験に合格したからと言ってカウンセラーになれるわけではない、今後カウンセラーの勉強を始めてもいいですよ、と門をあけた程度」
本当にその通りだと思います。

選択必修科目で「交流分析」など手法にふれることができ、今後どの道を進むか改めて考えるきっかけにもなります。
そして講座でまた仲間との再会もいいものです!

研修生の皆さま、
先が長いとガッカリしないでください、学んでください。学びは自身を変え、知識は人を支援できます。

今後はまだ受講していない「認知行動療法」「対人関係療法」を受けたいと思っています。そしてその先にはCEAP(国際EAP)を取得したいと思っています。

私はよくリカレント新宿校にいますので見かけたら声かけてください!
一緒に学びを楽しみましょう!


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