読んだ観た聴いたもの感想ざっくり書く 2021年5月31日~6月6日

月曜…どころか日付またいで火曜にはみ出してしまった。
今週は本を読めていない。

▼配信ライブ
“7ピンLIVE特別編” 無観客配信版 vol.3@ツイキャス6月1日配信
あとからアーカイブを購入して視聴。見ようと思ったのは、先日のハリウッド寄席オンラインで初めて見たキャプテン渡辺氏のネタが面白いなと思ったのと、「そろそろ にちようチャップリン」で見たルシファー吉岡氏のネタが面白かった(のに、その後Twitterが若干荒れていた)のと、おなじくチャップリンやスピードワゴンの月曜the NIGHTアーカイブで見てマツモトクラブ氏にちょっとハマっているのと、TAIGAさんのネタを見てみたかったのと、アメトーーク!ソニー芸人回の話を聞きたかったから。
配信とはいえライブならではのゆるっとした空気ではあったものの、ネタはそれぞれしっかり面白かったのはもちろん、打ち上げトークがたいへん聞きごたえがあった。
前述のルシファー吉岡氏のネタの件から連なる、笑いをめぐるジェンダー問題の難しさや、いわゆる生まれ持った特性や身体的な特徴を笑いにしてはいけないという昨今の風潮の話。月曜the NIGHTの去年の女芸人集合回でも話題になっていた。
個人的には、「デブ」「ハゲ」は笑えるけれど「ブス」「ブサイク」はあまり笑えなかったりする。結局それは、これらの笑いにされやすいネタのうち、自分のコンプレックスに直結するのが「ブス」「ブサイク」だからなんだろうなあと思う。直接そういう言葉を浴びた経験はさほどないけれど、顔面の特徴を思春期にわりとしつこくイジられたのがずっと響いているのだ。
あと、それこそ「運動神経悪い芸人」も笑えなかったりもする。
それは自分がそうなだけで、あらゆる笑いが、あらゆる表現が、いろんな場に存在することが許容されてほしいという気持ちも厳然として自分の中にはある。その一方で、テレビ番組でのそういうイジりを、現実世界でマネするバカは絶対にいなくならないというのも事実で、それを考えてしまうと、マス媒体からはなくなっていく、というのもひとつの道筋ではあるのかな…。
ジェンダーの話に関していえば、私は、ルシファー吉岡氏のネタは「こんなアホなことを言うおかしい奴を笑う」構造のコントなので、これに目くじらを立てるのは読解力の低さでしかないと最初思った。だが、ご本人がこのライブの中で、「自分がした嫌な経験を思い出してしまうという人もいる。それはなるほどなとも思う」というようなことを仰っていて、そうかー…そうか…と少し納得もした。容姿イジり、運動音痴イジりは体験している私だが、痴漢の類には人生で一度も遭遇したことがない。
アメトーーク!ソニー芸人回については、みんな大失敗した!と嘆いていたのにオンエアは全然面白かったから編集の力がすごい、というお話。

▼テレビ
・「アメトーーク!」6月3日放送回
「じゃないほう芸人'21」。錦鯉ゲスト。隆さん大活躍でとてもよかった。
「肩凝りヒドくて…」で1回ツッコミどころ作ってから内容に行くところとか細やかだったな。あとケンコバさん錦鯉大好きでいらっしゃるね。嬉。

・「ジンギス談!」6月4日放送回
錦鯉ゲスト前編。こちオドに始まりDX、向上委員会、ロンハー、アメトーーク!、さんま御殿…といろいろ見てきたトークバラエティ群の中でも、タカトシとほぼマンツーに近いこの番組はやっぱり特別感がある。まさのりさんが特別にリラックスしていて、まさのりさんの面白いところがのびのび出ていたとおもった。いや、ほかの番組ではカットされてしまっていただけなのかもしれないけれども笑。「いちばんの真ん中」「あとは人間だけ」とか、ほんとなんか、言葉が独特なんよな。それにめちゃくちゃウケている隆さんの図式よ。

▼ラジオ
・「ナイツ ザ・ラジオショー」6月2日放送回
錦鯉ゲスト。隆さんが黒スーツからノーマルスーツになったのはマネージャーさんの発案だったことが明らかに。どっちも普通じゃない→おかしい人と普通の人、になったのはめちゃくちゃ大正解で、そのおかげでいまのいろんな職業に喩えられる隆さんというキャラが生まれていることを考えると、何気にこれものすごい偉業だったのでは。東洋館に出てる錦鯉も見てみたいし、錦鯉のLINEスタンプも欲しい。

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