読んだ観た聴いたもの感想ざっくり書く 2021年5月17日~5月23日

▼マンガ
・『東独にいた 4』 (宮下暁/講談社/ヤンマガKCスペシャル)
超人バトルアクションとしての色がだいぶ強くなってきていたところが「違う顔」の登場でひとつ展開した。連載開始当初と比べて全体的に絵がずいぶん良くなっていることもあり、ここからまたグッと知的好奇心をくすぐる方向に惹きつけてくれるのはうれしい。ただ、双方の即退場してしまったキャラたちは全然覚えられなかったな…。

・『Shrink~精神科医ヨワイ~ 5』(七海仁,月子/集英社/ヤングジャンプコミックス)
境界性パーソナリティー障害編完結→インターミッション→アルコール依存症編へ。月子先生のやわらかくて良い意味でざっくりした描線がこのキャラクターを描くのにとても合っているんだろうなあ。専門的知識のある方の原作、良いよなあ~…。

・『【推しの子】 4』(赤坂 アカ,横槍 メンゴ/集英社/ヤングジャンプコミックス)
この毎週の感想まとめ記事を書き始めてから、初めて同作品の続巻を取り上げるのではないかな。こちらは恋愛リアリティーショー編が終わり、新メンバー加えて3人がアイドルフェスへ。いい感じのアクアとあかね、いろいろと本気を出しつつあるかな、鏑木や大人たちの思惑、いろいろ抱えて次は2.5次元舞台編とのこと。つくづくこのスピード感よ…。いやーーー、すごいな…。

・『ブルーピリオド 10』 (山口つばさ/講談社/アフタヌーンKC)
1年生のおわりの進級制作について考える過程で八虎は自分の興味の対象が「人」であることに気づき、よたくんの内面が明らかになり、よたくん自身もそのことに向き合い、ふたりの距離が縮まり、成長したふたりは次のステージへ。ごく真っ当な青春物語が、個々の人物造形の丁寧さのおかげで、熱さだけではない、ものすごい生々しさを伴っている。彼らにとって「描く」ことがコミュニケーション手段であるように、私は言語化(文章化)することをコミュニケーション手段にしようとする節がある。

▼テレビ
・「大豆田とわ子と三人の元夫」第6話
びっくりしましたね。びっくりしたけれど、何の前触れもない「死」は当たり前に起こりうることを私たちは知っているし、奇しくも今週のうちにも多くの人が目の当たりにすることになった。起こった出来事の重さと同じだけ時間を割かないことでかえってそれを特別に印象付けられる、本当に不思議な回だった。

・「アメトーーク!」5月20日放送回
ソニー芸人! 録画をすでにアホほど見返してしまっていて自分でもよくわからない。錦鯉を好きになったために、芸風とかでなく「SMA芸人」という存在が箱推しみたいになる、という現象。ドロップアウトや人生の路線変更に厳しいこの国で、あの「来る者拒まず」精神にはある種のまぶしさがあるよなあ、と真面目に考えてもしまったり。

・「ジンギス談!」5月22日放送回
北海道ローカルのタカトシMCのトーク番組、小沢さんと徳井さんゲスト回でまさのりさんの話題が出た時から気づけば毎週TVerで楽しく見ている。今週はドランクドラゴン。結局、あの頃のオンバトに出ていた人たちが私はやっぱり今でも好きで、それはもう、人生で初めてお笑いに熱中していた時期だったから仕方がないことだと思う。

▼配信ライブ
・「ハリウッド寄席オンライン」5月21日プレミア配信
アメトーーク!の流れからのハリウッド寄席、初めての視聴。
錦鯉はもちろん(ネタは「西東さん」で1回観たやつだったかな。めちゃくちゃ笑った)、だーりんずも安定して笑える感じだったのと、マリアもわりと好きだったのと、キャプテン渡辺さんも面白かった。あと虹の黄昏も凄かったな…。ザコシショウは言わずもがな枠。
シショウのような芸風のお笑いを10年くらい前までの私は「何が面白いのかわからない」と思っていたけど、今は普通に爆笑するようになったなあ。シショウのYouTubeも掘りたいけどさすがにボリュームありすぎて大変だ。

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電子取次で担当した作品が大手書店のジャンルランキングで比較的上位につけたのでテンション上がったりしつつ、仕事をなんかいろいろちゃんとせねばなあ~~~と思いつつ、こうして並べるといろいろ楽しかった週でしたね。

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