「何もしない」を決めたワケ

直感です。笑

いや、理由は、幾つかあるのですが、大きな所は、感覚です。

去年の11月頃には、漠然と『「何もしない」っていう選択肢もありだなー。面白そうだし。』ぐらいに思っていました。

そんな中、プーさんの映画見に行ったら、「何もしないことが最高の何かに繋がる」なんて言葉をプーさんが開始5分で放つわけですよ！笑

あ、僕の選択でいう「何もしない」というのは、仕事(僕の定義では、何か目的に向かって、行動し、その結果、金銭を得る事)です。

実家に帰ってきて、1週間経つのですが、日中は町中を散策し、気になる所があれば寄ってみたり、ちょっと町のことを調べてみたりをしています…！

話を本題に戻しましょう。

プーさんの言葉に惹かれたのは、否定はしません。笑
ただ、自分の整理も兼ねて、もうちょっと、説明しようと思います。

「何もしない」を決めたのは、大きく２つの理由でした。

1つ目：自分の感覚のままに過ごしてみたい。

久米島での3年間、僕の中で「納得感を大事にする」という軸が生まれました。社会に出てみると、力不足や人との出会いにより、自分の思うようにいかないことは、多々あるもんだなと思いました。でも、僕は幸せだと感じています。それは、起こった出来事(良きも悪きも)に対して、自分が感じた事や考えたことを咀嚼し、その出来事が自分にもたらしたものを納得して受け入れてきたからだと思います。
そんなことに気付いた時から、この世の中、本当に多様な人がいて、皆の想いを実現することは難しい。それでも、一人一人が納得する生き方は、実現できるんじゃないかな～と考えています。
だから、「一人一人が納得して生きられる社会」を目指したいと思うようになりました。じゃあ、納得はどこから生まれる？を考え始めたとき、「自分の感覚を受け入れる」に今は辿り着いています。(ここでの受け入れるは、理解した上で、腑に落ちる感じが近いかな。)
そう、思った時、「あぁ、何者でもない(どこにも属していない)自分になった時に感じることを見てみたい」と思うようになり、今に至る一押しになりました。
なお、僕が、去年1年間、絵を描く・物を作る事をしてみたのは、「自分で生み出す感覚を身につけたい」と思ったのもありますが、「自分の感覚を大事にする」という感じを養いたかったからでもあります。『表現する』は、今後、僕の中での1つのキーワードです。

2つ目：理想像の再確認。

「一人一人が納得して生きられる社会」にするため、僕ができることは、何だろう？と考えた時、思い浮かんだのは、チームの中での「中間者」的な役割でした。(未だに、パッとする言葉は見当たらない。いや、見つかんなくてもいいのかも)人は、１人で生きているわけでは、ありません。(どっかの山奥で自給自足して、生きていれば別ですが。)誰かとの関わりの中に生きています。関わりの中には、切り離して生きていけるものもありますが、仕事や同じ目的を持ったコミュニティの中では、切り離すのが難しいものもあります。
3年間の中で、せっかく、同じ方向を見ているのに、誰かが嫌な思いをしていたり、バラバラな状態で進んだりするのは、気持ち悪いな～と感じるようになりました。だからこそ、その場にいる一人一人の感覚を受け取り、意見を引き出し、全員が納得する道を模索していける人でありたいと思っています。(もちろん、目的達成に向けての論理力と行動を伴った上で、です。)
そんな人になるため、4月勤務開始を目途に就活も少しはしていたのですが、ある時、身近な人にきつく接してしまう自分がいることに気が付きました。本当は、とるべきコミュニケーションもわかっているのに、自分勝手な理想を相手に求め、イライラしてしまうこともありました。もちろん、人である限り、その気持ちになることもあります。でも、できるのに、しようとしないのは、違うなと思ったのです。また、次、働くならバリバリ働こう(思考や行動スピードをあげる感じ)と考えています。もし、そのまま4月から働くとなると相手に対するゆとりを忘れ、「しょうがない」と流していく自分がいるような気がしました。それも嫌なので、まずは、自分の感覚を大事にしつつ、人との接し方やチームや組織の作り方をちょっと勉強しようと思っています。

とういうことで、今、自分が納得するのは、「何もしない」なんだろうと思い、その道を決めました。

どこにも所属していない自分

2019年4月1日、朝起きた時、僕は、前書きのない「麓大地」となりました。正直、起きたときにも、日々過ごしている中でも、今後、自分の望むように就活できるのかとか、不安はあります。でも、選択に後悔はなく、今は、自分の中から湧き上がるふわふわとしたものや周りの人や風景が与えてくれる刺激がとても面白いなと感じています。

さて、どうなるかわからない、この人生の踊り場期間をゆるりゆるりと楽しみたいなと思います～！(なお、まだ無職というのには、少し抵抗はある。笑)

皆さん、お手隙の時に、お相手してくれると嬉しいです～！！