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新たな挑戦

来年の2月で3年を迎えるにあたって何か自分でもステップアップしたいなと思っていて遂にモノ作りに動き出そうと思っている。私は今までアパレルの製造業を渡り歩いた挙句今こうして田舎で古着屋をしている。生地の卸、縫製工場、染色工場で働いた経験を、今掘り起こしていきたい。

まず私のお店はかなり自分の自我を強く出したお店で古着屋といっても全ての古着好きに求められるようなお店ではなく、かなり狭い範囲で商売をしている。服が好き>古着が好き>その中の一部の古着好き。といったところ。事業の根本に立ち返ったときにお客様の悩みに応える、お客様の必要としているものを提供する。からは逸脱していて自分が良いと思ったものばかりを取り揃えてきた。ここで服を着る全ての人に、おそらく多くの人が求めているであろうアイテムを生み出し需要に応えたいと強く思い今回に至る。

私は夏場TEEシャツを着るときに一枚だと透けてしまうしインナーにタンクトップを着るとそのラインが目立ってしまって格好悪いなぁと常々思っていて(ビジネスマンのシャツ同様)着古したTEEシャツを切ってインナーにしたり、はたまたTEEシャツを二枚重ねて着たりとしてきたが、なんともしっくり来ず、結局millerのタンクトップを着ることが多い。でも納得はしていない。そんな状況で、これだーというものに出会ったことがない。そんなに真剣に探してもいない。ヒヤリングすると多分ユニクロを着ている人が多い。

そうなると自分がやろうとしている事は対ユニクロとなるわけで敵う訳もなく大きな勝負だ。

でもそれが自分の大きな原動力で、だったら尚更やってやろうやないかい!と奮い立っている。ダサい。

一度自店のSNSでアンケートを取ってみた。自分と同じ悩みを持っている人はどのくらいいるのだろうか。24時間で同じ悩みがあると応えてくれた方は150人。思ったより居て背中を押された。

やったところでそれならユニクロで良くない?と思われればなんの意味もない。自分がやる意味はあるのか。そしてその自分が欲しい商品はなんで無いのか。無い理由が確実に存在する。その大きな要因の一つはもちろん敵が大きすぎるが故、というのと色々動き出してわかったのは価格が合わない。である。まず立ちはだかった壁は価格。私の希望は古着屋だしインナーだし3枚パックで¥5,500で買いたい。それが最初の希望。

OEMをしている方に大まかにご相談に乗ってもらい今までの経験上の見積もりを出してもらうと国内で生産して一枚上代¥6,000位が最安だった。話を聞いているとブランドのTEEシャツが¥10,000するのも納得だ。それでは希望に合わないと海外生産をと思ったが海外は海外で入金のタイミングやリピートの際の生地の確保など少々リスクを負う事が目に見えてどうにもならない。

今ここです。現状八方塞がり。しかしどうにか作れる背景を探す為、色々調べております。希望はあります。年末になっちゃったし年が明けたらまた動き出そうかなと思っています。でも少し急がないと夏に間に合わない。

何か情報をお持ちの方、アドバイス、等ございましたらご教授頂けると嬉しいです。まずはサンプルを作り、撮影してクラウドファンディングで受注生産という形を取りたいと思っております。最低ロットで500枚、目標は1000枚で考えています。メンズのニュースタンダードなインナー制作。なんとか形にしたい。。。第二弾、第三弾も企画案は進行中です。

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