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コロナになってからの営業で得たものとこれから

以前少しこのnoteにも書いたのだけれどそのテーマを絞ってここに書き記しておきたい、ただの個人的まとめ記事となります。

一つ大前提としてこれはお客様の数が少ないというのと古着屋であるということが根本にあるお話であります。

まず緊急事態宣言を受けて2ヶ月間お店を閉めました。そしてその間マスクを作ってオンラインで販売していました。そしてお店を再開して売り上げはコロナ前より伸びていて月ベースで見ても右肩上がりです。ほんのちょっとですが少しずつ良くなっているイメージです。これが続くかは僕もわかりません。

まず一つ目は、2ヶ月間休業し、お店を再開した際に従来の11:00~19:00の営業から13:00~18:00の短縮営業にしました。8時間営業から5時間営業に。これだけで考えると月間75時間短く営業しているのに売り上げが伸びている事になります。オンラインショップの売り上げは含まず店舗のみで考えていきます。

元々お客様の来店数は壊滅的に低いお店なのでここまで短くしても集中して密になる事なく営業しています。言ってしまえば混んだ事はありません。そして私は営業時間を短くして出来た時間で商品のメンテナンスやSNSに割く時間を増やしました。SNSで実際にやっていた事は、その空いた時間で着用写真を撮影、コーディネイトを組んでスタイリングの写真の頻度を増やしました。それに加えブツ撮りと呼ばれる商品撮影も単品での撮影をほぼやめて見ていてワクワクするような意味のある写真へと変更していきました。

よりSNSのやり方を考え、時間があるからこそ出来る仕組みへと変えていきました。これは非常に良かったと思います。前からやろうとはしていたけど出来ていなかった事なのでコロナを逆手に取り、時間が出来、有効に使えた結果だと思います。お客様のご来店理由のほとんどはSNSか友達の紹介なのでそこに向けた発信をする理由があったのも一つ大きかったと言えます。

SNS、特にInstagramは流し見がほとんどだと思いますし見る専門の方も多いので一人の方はかなりの人数をフォローしていて見切れない位沢山の写真が日々タイムラインにアップされ、流れてくる事と思います。そこでいかに目を止めてもらうか、いかに興味を持ってもらう事が出来るのかほぼ写真にかかっていると思います。そこが少しでも取れたのかもしれません。

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そして二つ目、短縮営業して気づいたのはダラダラ長い時間開けておく必要がない。という事。お店を一人で切り盛りしているとオープン時間の前後も働いていますし、もっと言えば週1日しかない休みの日も働かないといけない事がほとんどです。今までが何だったんだろうという位時間が出来ました。オープン前にクオリティーをあげた仕事が余裕を持って出来て、お昼ご飯もゆっくり食べれる。閉店後は妻と子供と一緒にご飯を食べる。プライベートも充実しました。

これも一つコロナで得た大きなものだと思っています。お客様はお店側がこの時間でやっていますと示せばその時間で来てくれますし普段から混まないので短くしても混まなくて済みました。私のお店はこの方が向いているのかもしれません。

そこから私は考える事があります。今現在週一の休みで水曜定休でお店を運営しています。そうなると子供を何処かに連れて行ったり、家族で旅行に行ったり、好きなお店を回ったりする事は本当に出来ません。まだまだプライベートの充実、子供の満足、家族の満足を与えてあげる事は出来ないのです。この先もこのままだとずっとこのままです。

時間を短くして気づいたアイデアなのですが、定休日という概念を無くし、毎月1日から10日がお休みのお店。というふうに出来るんじゃないかと考えました。そして11日から月末までOPEN。毎月10連休からの20連勤です。

10日間のお休みで家族旅行にも行ければ仕入れがあれば仕入れ、その後ゆっくりメンテナンスも出来る。お店の準備も入念に進められる。考えるところ良いところしかありません。しかしこれがお客様目線なのかどうか。自分だけが良くてお客様にご不便を与えては本末転倒です。お客様側のメリットとしては行けない曜日がなくなります。どうなんでしょうか。

わかりづらいのはわかりずらくなるのかもしれません。常識ではないので受け入れられるまで時間もかかるかもしれません。

でも自分が思う幸せと家族の幸福、充実、子供との時間はそれにするだけで豊かになる事は間違いないと思います。20連勤は辛いかもしれないけど笑

でもそれでお客様が良ければそんな風にしてみて様子をみたいなぁと思ったりします。それで格段に売り上げが落ちたりしたらやっていけないわけだし汗

いかがでしょうか。これを読んでくれている方、ご意見コメント欄まで頂けると嬉しいです。宜しく御願いいたします。

それではまた〜。

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