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馬鹿こそ真剣であれ

今日はザーザー降り。本格的な雨だ。ニットを着た。今冬初である。10月の振り返りに書かなかったけど週末が雨とか天気が良くないというのが10月は多かった気がする。お店には痛手だ。写真は店前の金木犀。意外と可愛い形をしている花だというのを知った。今までマジマジみた事がなかった。

経済産業省主体の今回のキャッシュレス還元事業を受けて当店も登録し活用しているのだがそれが理由かはわからないけどキャッシュレスでの支払いが本当に増えている実感がある。ちょっとでもお得になるのならというのがあるのか、私のような洋服屋であるとある程度の単価にもなるのでその分大きくなるし、と考えると使おうという気になるのかな。

私としては振込までのタイムラグがもう少し短くなって欲しいのが本音ではある。

今日はくだらない話を気の向くままに書いていこう。今やテレビで見ない日はない出川哲朗さん。彼はずっと抱かれたくない芸人ランキング1位なり、イメージの良くないランキング上位の常連だった。その当時は街を歩けば怖い人にからかわれたり悪さをされたり酷い仕打ちを受けたりと悪者扱いのようなイメージであった。

しかし私は当時から彼の事が好きで嫌われている意味もなんとなくわかっていたが今こうなっている事の未来も予測できていた。信じてもらえないだろうし事後報告なのでなんとでも書けるわけだが当時から私はそう思っていたのである。

私が彼に感じていたのは表裏がないという事と何事にも真剣、一生懸命という姿勢。作られていなくて素であるという事が好印象だった。悪い言い方になってしまうがバカが真剣になっている姿は格好良いと私は思っていて当時洋服を作っていた私のテーマは出川さんから影響を受けてバカが真剣に洋服を作る。であった。

頭が良い人が真剣になったところで見慣れた風景であるんだけどバカは真剣になっただけで異様であり目をひくのである。頑張っている姿勢が胸に沁みる。バカの特権である。それでいて嘘がない。心折れそうになったことなんて数えられないくらいあったんだろうけどそれをずっと続けてきたことで今がある。

世紀の大逆転劇である。そこでやめてしまっていたら悪いイメージのまま皆の心の片隅に置かれていた事がここまで続けて人気者へと昇格した。生きていればやめたくなる時、諦めたい時、逃げたい時いろんな事がある。でもそれが自分の好きな事であれば続けられる。嫌な事なら逃げ出した方が良い。好きな事であればその先に明るい兆しがあるという事を一人の男の人生を持って証明してくれた。

嫌われようが干されようが見捨てられようがその先どうするも自分次第。もちろん周りで助けてくれる人もいるかもしれない。でも自分がやる事は一つ。好きな事をバカだね。って言われるくらい真摯に向き合い全力で続ける事。これはバカでも出来る。利益にならないことに没頭しても結果は出ないかもしれないけど利益になる事であればいつか結果は付いてくると私は彼に教えてもらった。

この世はどんな事でも頑張っている人は誰かが見つけてくれるシステムなのだろう。なんでもいいから自分の頑張れることに一生懸命頑張る姿勢を続けるというのが大切である。

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