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動機

お店を始めて約8ヶ月。OPEN当初は知ってくれている人なんてほとんど居ない所からのスタートで今はInstagramのフォロワーで言うと1070人の方がフォローしてくれている。しかしお店の売り上げや来店数はずっと変わらない。不思議な話だ。

内容の濃さとも言うべき現象であろう。1070人の内全ての人がお店に来てくれるわけではないしお店のファンとして考えたら多分何人かしか居ない。

場所柄ちょこちょこ行くような立地ではないので一度来ていただいたお客様がリピートするまでの期間も長いだろうし近所であれば何回も来てくれたりもあるが私のお店は新規を取り続けて行かないと厳しい。リピートして下さる既存のお客様の次来るまでの時間は新規の方に埋めてもらわないとバランスよく回らない。

特に目立った宣伝もせず、ほぼ口コミで現状までの認知を広げたが最近はこの人数で落ち着いているところを見ると更に新規の重要性を感じる。新しい人に知ってもらったり違う人脈のグループの誰かに発見してもらわないと広がらない。嬉しいことに新規の方はここ何ヶ月か増えている。

今現在発信という意味ではInstagramしかやっていないわけでこの弱さも感じている。かといってFacebookやTwitterに力を入れると思うとそうではなく何か違うアプローチがしたい。SNSが無かった時代はどうしていたんだろう。

こんなにも発展した世の中で自分がここで洋服屋をやっている事を知らない誰かに伝える事は難しく簡単ではない。やり方が絶対にあるはずなんだけどそれを知らないのか気づかないのか。今はYouTubeを始める方も増えたしイベントに手当たり次第に出たりとあり触れた手段は自分にも分かっている。

古着という小さな需要のマーケットを田舎で取りに行っているわけだがまだまだ居るはずだ。1000人のはずがない。1000人の中の3分の一位はここに来るにはほど遠い都内や横浜の人であると考えると実質600人位。まずはその中でお店に来た事が無い人が行きたくなる行動もしていかないといけない。商品紹介をやめてからお客様がお店に行きたくなる動機作りは何もなくなってしまった。逆に言えばそれが動機なんだけどまぁ弱い。

洋服屋に行く動機って一番が商品な気がする。それとどっこいで人。自分が欲しそうな商品があるか無いかが一番重要なんだろうなぁ。いろんな事で修行が必要だ。

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