ただ一人の為に
思い返せば服を好きになって多くの人が他の人と同じ格好はしたくないと思う事があったと思う。僕は紛れもなくその一人でみんなとは違う格好がしたいと思う想いが強かった。若い頃は今では考えられない変な格好をしていた。本当に恥ずかしい。今はそんな気持ちも薄れ着やすくてラクで自分に合ったサイズで雰囲気があれば良い位に思っている。古着屋を人里離れた田舎町でやっていると一番多いのはみんなが探している物を探している人が多い。特に今はYouTubeを見て皆が同じ物を探している事が多いのだろうか。もちろん何も考えず単純にこれ格好良いねで買ってくれる方も多い。僕は後者の為に服を探している。古着はそもそも一点しか同じ物が買えない事がほとんどなので大袈裟に言えば
たった1人だけその服が好きだというお客様が居てくれたら良いのだ
そうなると僕のやることは明確でたった一人が良いと言ってくれるであろう古着を探しお店に並べる事である。
他で買える物を置いておいてもますますそのお店に行く意味はないしそこでしか買えない物でないと存在意義がないし自分がやる意味もない。
それで変な商品が増えて誰が着るのこれ。っていう服が沢山あるお店になっちゃいました。
勘弁してください。
それでもたった一人の人の為に面白い服を探しまっせ。水曜日はラジオ出演。金曜日はテレ玉の取材があります。また!
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