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Fujii Kaze "Free"Live 2021 報道番組を色々見て思ったことno.1

 各テレビ局の担当者さんがまるで相談し合って役割分担を決めたみたいにそれぞれ違った角度からの報道ありがとうございます。

 "Free" Live から一か月あまり、家事の合間には録音したラジオで、映像を見たくなったら YouTube (Documentaryも)で、毎日見聞きしている。一つ番組を見る度に新しい発見があり、またLiveを見返すの繰り返し。まだ気持ちがまとまらないが、感じたことを綴ってみる。

 まずは9月4日(土) "Free" Live 当日の夜、「新・情報7daysニュースキャスター」~独占 ミュージシャン藤井風(24)きょう”生中継ライブ”無料配信~

 ここでは Live 直前のインタビューを見せてくれた。"Free" について、「無料でっせ」ということと「一緒に自由になろうや」という気持ちを込めているとのこと。一度見ただけではなかなか”自由”にはなれなかったが、じわじわと感じつつある。自由というよりは心が穏やかになる、浄化される、癒やされるという感じだろうか。

 この後のおとんさまの言葉が心に刺さる。「おめえがライブしよんじゃない。おめえはやらせてもらっとる。」風くんも、自分はコロナ禍でもまたとない経験をさせてもらえて恵まれていると言い、このおとんさまの「決して驕るな」という言葉を心に留めて挑んだのが伝わってきた。思い入れのある曲は「Heal the World」 ライブでも 「Michael が今の世の中を見たらどんな曲を歌うんかな」と語っていたが、まさにこの Live にぴったりの曲だった。中でも「In my heart feel you are all my brothers」という歌詞が好きで、「みんなに幸せになってもらいたい」というピュアなメッセージが届けられたらいいなと語ってくれた。これはきちんと受け取らねばと、英語の歌詞を書き写し、訳し、歌って、また聴いた。”心からみんなの幸せを願っているよ” というメッセージが心にしみこんでくるような弾き語りで、これを残すためにラジオでも生中継があったのかと思うほど永久保存したい一曲。


 続いて9月6日(月) 報道ステーション  ~覚悟のフリーライブ 届けた思い~

 ここでは、大勢のスタッフさんにスポットが当てられていた。ライブ・エンタメ部門は5400億円の売り上げが消失しているそうで、それに関わる多くの人たちの生活にも多大な影響を及ぼしているコロナ。この業界のためにもこのライブを絶対に成功させなければならないというまさに ”覚悟” のフリーライブ。無観客になったことについて、「自分一人の問題じゃないところで残念だという思いはあったが、画面越しでも同じバイブスを届けられると思う。がんばれば。現代っ子なんで。」と語る風くん。多くのスタッフさんの労に報いるためにも、”思いを届けるぞ” という強い覚悟が演奏に、歌唱に、目力に込められていた。

 新曲「燃えよ」については、やる気が出ない時の自分を鼓舞してくれる曲と語ってくれ、「ぶっ刺さってくれる ”子” には刺さってくれると嬉しい」という言葉になんだか嬉しくなった。ぶっ刺さってますよ~。「みんなと一緒にもがきながら生きていきたい」という言葉も刺さりました。本当に「燃えよ」にはやる気と元気をもらえます。ピアノの間奏とアウトロも刺さります。(これは、藤井風アプリの "ずっずダイアリー" を読んでから聴くと一段と刺さります。)

 報ステさんはYouTubeに英語字幕つきで配信してくださっている。この完全版には地上波で放送されなかった言葉がある。「ありのままの姿でパフォーマンスしたいという思いがあった。そのために、ありのままの自分をさらけ出しても恥ずかしくない自分であるための努力というか、心のお掃除をしようとしたし、させてもらえたと思う。」上辺だけ整えても伝わらない。本当に心の整理をした人が心から届けてくれたからこそ伝わったのだ。私は恥ずかしい。「心のお掃除」をしたい、それを忘れない自分でいるためにも何度も聴き直したい。


 あ、まだ2番組。長くなりそうなので続きはまた書きます。

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