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Fujii Kaze LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE に感謝を込めて

 夢のような時間が現実だったことを教えてくれる体の疲労があるうちに、思い出すままに綴っておこう。

 書こうとするだけで込み上げてくる。あの空間にいられた奇跡に、関わったすべてのみなさまに、協力してくれた家族に感謝。

 まず~Fujii Kaze LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE~に参加することができること自体奇跡。ありがとうございます。人生初のスタジアムライヴ。直前のさまざまなお知らせにワクワクしながら、グッズは何を買おう、カゼキッチンで何食べよう、ラインの友達申請、整理券申し込み…天気も気になる…何着ていこう… 「damn」のダンス練習しなきゃ、「grace」のMV! あれこれ考えると不安になるのでちょっと忙しいくらいが私にはよかったと思う。

 出発数日前、近くに住んでいる姉がはやりの病に。緊張が走る。とにかく元気で当日会場に存在することを最優先せねば。ただの参加者でもここまで緊張してしまうのだから、風くんやスタッフのみなさまは準備に加えて天気の心配、健康管理にも万全を期す必要がある。ましてやパナスタ史上初の音楽ライヴ、藤井風初の有観客野外ライヴ。無観客となった日産スタジアムでの ”Free” Live、コロナ禍での有観客を実現した武道館を思い出す。特に武道館は配信で観ていても現地の緊張が伝わり、あの空間にいた人みんなの「なんとしても成功させたい」という思いが画面から溢れてくるようだった。


 「風の秋まつり」…「まつり」というと、神様に感謝し、何かしらを祈る行事。このライヴも感謝と祈りを感じる、まさに「風のまつり」だった。特に、フードロス問題については「食べ物に困る人が大勢いる中、まだ食べられる食糧が大量に棄てられるのをなんとかできないか」という気持ちを持っていたので、風くんのような影響力のある人が発信してくれるのはありがたいことだ。たとえ風くんでも一人ではできることは限られる。これを機に多くの人が考え、行動に移すことが大切だ。食べられることに感謝し、大切にいただく。できることから始めたい。

 そこここにいる大勢のスタッフのみなさまが、優しく声をかけてくださり、質問にも丁寧に答えてくださった。ずっずさんもあちこちに表れて声をかけて回ってらしたとか。コバさんも。15日に参加した方々も多くの情報を寄せてくれた。感謝。気持ちよく参加してほしいという祈りを感じた。みんなの晴れますようにという祈りも届いた。

※ライブのセトリはKazemiさんに教えていただきました。いつもありがとうございます。


 いよいよライヴ。1曲目は「何なんw」 まさに祈りから始まった。そういえば、MVの瞑想シーンと同じポーズだ。BTSでは瞑想は生活の一部だとも言っている。武道館も祈りから始まり、"Free" Live でも瞑想の時間があった。いつもみんなの幸せを祈り、歌にして届けてくれている。このライヴもみんなに幸せになってもらいたいという祈りが感じられた。「ハレーハレー」の歌声に合わせて観客の手が一斉に大きく揺れる景色に感激。「何なん!」でも腕の動きがぴったり合って気持ちいい。この景色の一部になれた喜びをかみしめる。今までの心配や疲れも吹き飛ぶ始まりだった。最後、恒例のピアノダッシュも観られて嬉しい。(直前に花道の先端中央にピアノがせり上がるサプライズつき。)

※2022/10/20追記「"何なんw"BTS」、「"何なんw"って何なん」を貼り付けておきます。改めてこのメッセージを伝えてくれたのかなと感じました。


 2曲目は「damn」 まふさん(真船勝博さん)のベースがアレンジされててカッコイイ。MVで謎の生き物を演じたみなさんがちゃんと顔出しでダンスを披露してくれてこれまたカッコイイ。練習した甲斐あって一緒に踊れて嬉しい。踊るのに夢中で変顔の風くんを見逃す大失態。

 3曲目「へでもねーよ(LASA edit)」 なんと長谷川将山さんの生演奏。これまたアレンジがカッコイイ。音響もよくて、お一人の演奏とは思えないほど響き渡る尺八の音色にしばし聞き惚れる。もっと長く聴きたいくらいでした。この1曲のために来てくださった長谷川将山さんにも感謝。

 「よう来てくれました。今日も暑かったからみなさん大丈夫ですか?自分の体調を優先させてくれたんでいいんですよ。(みたいな感じ)」という風くんの言葉が沁みた。私はまさに自分の体調を優先して SERVE ALL AREA には行かなかったからだ。そういう人が少なからずいることもちゃんと分かってくれている。もちろん一生懸命並んでたどり着いた人への感謝も忘れず、バンメンさんたちとわざわざ姿を見せてくれたらしい。リハーサルの音も外で待っているみんなに届けてくれる。グッズ売り場や開演前の会場にも音楽が流れ、待っている人が少しでも心地よくいられるように準備をしてくれている。感謝。

 「ガーデン」ではバンメンさんたちがお花畑の上で演奏し、スクリーンにはなにやらMV風のムービーが流れていた。あれはMVになるのでしょうか。なってほしい。
※2023/6/14 追記 風くん26歳お誕生日おめでとうございます。ガーデンYouTube公開ありがとうございます。ダッチ監督、再編集ありがとうございます。癒やされる逆プレゼント。

 「やば。」はaahTで聴くことができなかったので楽しみにしていた。ダンスキャプテン Shingo さんともうお一人(※2022/11/19 ずっずダイアリー「風の秋まつり最終回」よりコウさんと判明。)の2人のダンスがしっとりとした歌に合っていてよかった。ベンチに仰向けで寝そべって歌う風くんも。寝そべりはうつ伏せも仰向けもお手のもので、歌声に全く影響しないのは驚く。掛け合いのところもダンスでやりとりしてるみたいで見入ってしまった。歌い上げるラストも大好き。

 今回またしても驚いたのが「優しさ」 イントロが流れても何の曲か分からなかった。 衝撃すぎて頭の中で再生できないので円盤化お願いします。これは Yaffle さんの提案なんだろうか…。裏話もいろいろ聞きたい。


 その後に今回一番の衝撃「grace」 インタビューの後ろで流れる「grace」を初めて聴いた時、自然と涙が流れた。それから気になって仕方ない曲だった。私の中では、藤井風史上最も魂に響く曲。ライヴ直前にMVを公開してくれ、あぁこれはライヴの前に届けたかったんだな、ライヴで聴かせてくれるんだなとは思っていたけれど、まさか撮影許可が出るとは。これは私たちにだけでなく、参加できなかった人にとっても「grace」だ。いろんな席からの「grace」がだれでも見られる。神席といわれるアップの風くんも、最上階からの全体が見渡せる景色もどちらも美しい。私のお気に入りは「一つになろう」の後、会場を照らすスマホの明かりが一段と輝いて、フラッグを持ったダンサーさんたちが整然と表れるシーン。一瞬の静寂の中、上空から響くヘリの音も印象的。本当に一つになって幸せが溢れ出すような一体感と高揚感が湧き上がった。演出の山田健人監督の「ここから誰も予想できない展開とあまりの多幸感で一緒に泣きましょ。」というつぶやきを思い出す。(damnMV公開前のつぶやきだったけど、このことを言ってるようにも感じた。)本当にあまりの多幸感に泣ける一曲だった。

※2023/8/1 追記 私が撮影したものもアップしました。
https://youtu.be/Bah4sIftrt4

 
 そのまま何やら音楽が流れるが、またまた何の曲か分からない…「帰ろう」だった。柔らかいレゲエ調にアレンジされていた。なんとなく旅路のような雰囲気を感じた。しっとり聴かせるというより優しく寄り添って一緒に帰ってくれるようなイメージ。アレンジでこんなにも雰囲気が変わるなら、風くんのオリジナル曲もう無限やんと思った。

 待ってました「さよならべいべ」 一緒に腕ふりしたかった。これも大きなスタジアムには欠かせない一曲。

 再び花道中央にピアノ登場。「疲れたじゃろ。座ってええんやで」とのお言葉にみんなおすわりタイム。「ロンリーラプソディ」をピアノソロで。やっぱりピアノ弾き語りもいいなあ。…すーはーに集中してて他のことを覚えてないけど、それもまたよし。「それでは、」はピアノソロ以外考えられないけど、これも別アレンジが聴ける日が来ることもあるかもしれないな。いつも想像の斜め上だから。

 「”青春病”」のイントロ(いや、Aメロか)を奏で、バンメンさんたち再び登場。私たちも再び立ち上がる。野ざらしダンスもこの人数だと見応えあるなぁ。風くんたちも喜んでくれてるかなぁ。ギターのTAIKINGさん、ベースのまふさんが左右の花道に走り出る。このギターソロ好き。TAIKINGさん楽しそう。見てる人も幸せにする笑顔。


 「死ぬのがいいわ」でサックスが聴けるとは。引き出し多すぎ。スクリーンのモノクロ風くんもお初。どれだけ準備してるんだろう。

 「燃えよ」キーターがきーたー。ダンサーさんたちも盛り上げてくれて上がるぅ。ライヴの準備してる時、ふと今日は「燃えよ」の気分だなと思っていたのでこれも楽しみにしていた一曲。ま、全部楽しみだけど。あ、ホントに燃えてた。火柱ボーボー。

 「きらり」「すいた~すいたすたじあむぅ」盛り上げてるのか盛り下げてるのか分からないところ好き。一生懸命練習したからか、まだ踊り覚えてるなぁ。

 「まつり」も踊った。ちょっと期待してたけど、花火が上がるとは。最後のドカンにびっくり。パナスタのご近所さんが外からの花火を撮ってくれてるのを見たけどかなりよく見えてた。これまた準備大変だっただろうな。でも、もっとびっくりしたのはめっちゃ高いとこまで上がってる風くん!やば。ドラムのさじさん(佐治宣英さん)が珍しく帽子を被ってなかったのを見てカッコいいと思ってたら忘れただけだったらしい。チャックより全然大丈夫です。

 最後は「旅路」 まさに「全てを愛すだろう」でした。本当に楽しかった。たくさん踊った。今回、バンメンさん、ダンサーさんの紹介あったけど、みなさんのお話やダンスはなかった。(※他の方のレポを読ませていただくとダンス披露してくれてたみたいです。HEATの時みたいにパフォーマンスタイムみたいなのはありませんでした…よね。記憶が曖昧でごめんなさい。)でも、きちんとお一人お一人の名前が風くんから紹介されました。ほぼ歌い、踊り、演奏し続けてて、めちゃめちゃ内容の濃い2時間だった。歌声も音響も映像も照明もダンスも花火も火柱も全部すごかった。最高だった。ダッチ監督寝てますか? 語彙力ないけど生きて無事参加できてよかった。帰ってからほぼ写真も撮ってないことに気づく。でも、みなさんが上げてくれるのを見て振り返れるのがありがたい。RSRのとき画面が固まって見られなかったエアハグを見ることができたのも感動。スクリーンの映像がキレイで、めっちゃ近くで観ている気持ちになれました。脳内神席変換完了。

 最後のMCもちゃんと覚えてないけど、みなさんの詳細なレポで思い出しました。ありがとうございます。これからも愛し合わせていただきたいと思います。

 最後、「grece」をまた聴けたのもよかった。アンコールはないけど、もう十分満喫したので大満足。愛と感謝を込めたこの手拍子を聴いてほしいという気持ち(と少しの期待)で拍手を送る。


 その後、バスには乗らず茨木まで歩き、家族と合流しフェリーにも間に合った。帰る人たちのことも考えられた時間設定だったと思う。今日中に帰らないといけない人が最後まで観られるようにと。ありがとうございます。最後まで観て規制退場も守れました。感謝。

 さて、元気にライヴに行くことを最優先というのを大義名分に、放置していた裏庭の草を引いてサツマイモの収穫して野菜植えます。野菜缶無駄にしないように。野菜食べまーす!

 ありがとうみなさま
 ありがとうかみさま


 最後に大事なことを。エリザベス改めクレオパトラ宮地さん(嘘)がいらっしゃるということは…Documentary 期待大。これからが大変な作業ですよね。ダッチ監督、ザベスさん、お体大切に。

※2022/10/20 追記 藤井風アプリからのお知らせ。アリーナ?!もう?!…と思ったらさつま芋収穫祭。先を越されたけどモチベーションアップ。週末に収穫します。

※2022/10/23 追記 ライブの写真をたくさんアップしてくれてありがとうございます。damnの最後はダンサーさんが取り囲むように支えてくれてたんですね。ダッチ監督とのツーショット泣けました。

※2023/3/14 追記 ようやくNetflix観ました。TAIKNGさんとマフさんが花道に走り出たのは「"青春病"」ではなく「さよならべいべ」でした。やっぱり編集された映像は美しいです。ありがとうございます。

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