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Best of Fujii Kaze 2020-2024 ASIA TOUR in Bangkok 奇跡のあれこれ


 長いです。ネタバレあります。私が残しておきたいことを好き勝手に書いています。

 遡ること約2年。大学時代の友達でシンガポール在住の A と久しぶりに地元で会った。何かおもしろいことないかと聞かれ、推しができたと報告する。きっと海外でもライブする人だからシンガポールでライブがあったら一緒に行こうと約束した。


 ついにきた。しかも初日!早速連絡すると、チケット取るねと言ってくれたが、その日は私が家を空けられなかった。すると、クアラルンプールかバンコクくらいまでなら行くよと言ってくれ、バンコクで集合することに。A はチケットメジャーを利用してバンコクのライブに行ったことがあるので、別のアーティストさんのチケット発売日に一緒に練習してくれた。Web 上の待合室に入り、席を選び、支払いの直前まで進み、予習はバッチリ。準備を進めていくうち「チケットとれなくてもタイに行きたい」と思うようになり、A も快諾してくれたので飛行機もホテルも予約。節約のため LCC で探すも、関空発は行きが帰りの倍以上のお値段だったため、行きは福岡発、帰りは関空着にした。


 実は27歳の頃、大学の後輩 B とタイに行ったことがある。長い間経っていてすっかり忘れていたのでアルバムを引っ張り出すと、プーケットやアユタヤまで訪れる盛りだくさんなツアーに参加していた。B とは A の家にも遊びに行くなどいろんなところへ旅行していて、ちょうど福岡に住んでいる。一緒に行けるか聞いてみようということになった。すると、実は少し前に家で心肺停止の状態で発見され奇跡的に助かった。今はペースメーカーをつけてるから大丈夫だけど、海外は心配。でも、会える時に会っておきたいと思っているから A が帰国した時には連絡してほしいと言われる。そして、私が福岡に来るなら会いたいと言ってくれたので、福岡で前泊することにした。


 福岡に行くなら太宰府天満宮に行きたいと言うと一緒に行ってくれた。もう辺りは真っ暗でお店も片づけ始めていたが、梅ヶ枝餅を一つ食べてから参拝。(帰りは閉まってたから行きに買ってよかった。)ツアーの無事とみんなの健康を祈る。おみくじをひいてびっくり。前回と同じ和歌だった。更に、旅行「思いきって出よ 吉」いいことありそう。その後 Bとご飯を食べ、また旅行行こうと約束。


 その夜はダッチ監督(映像作家の山田健人さん)のラジオだったが、翌朝早いため予約録音して寝た。が、そういう時に限ってなんと私の質問に丁寧に答えてくれていた。結局眠れなかったから聴けばよかったが、いい旅になりそうな予感がして本当に嬉しかった。


 ドンムアン空港に到着。予約購入していた eSIM がうまく繋がらず焦るが、少し先に到着していた A と無事合流。ひょんなことから A のママ友 Cさんと Dさんも行きたいということになり、Cさんはすでに何日か前からバンコクに滞在。A と Dさんと3人でホテルに向かう。チェックイン後チケット交換へ。4人で2日目のみ参加するつもりだったが、夫が「せっかくタイまで行くのに2日とも行かんの?」と言ってくれ、初日も参加することにした。チケット取るのに四苦八苦したけれど、初日は自分でゲットすることができた。2日目は A が4人横並びでスイカ席をとってくれた。カードは事前に海外で使うと申請していた。しかし、席を選んでももうないと言われ先に進めない。やっと選べても今度はカードが弾かれる。事前にタイのサイトに入金すると申請していたのになぜ弾かれるのか。カード会社に確認するとなんと私の入力ミス。入力し直して再度チャレンジし、なんとかマンゴスチン席獲得。3〜4時間かかった。今回、あれこれ情報を仕入れては必要なものを揃えたり旅程を考えたりにかなり時間を要したけど、準備は大切。


 チケット交換後、グッズ売場へ。ほぼ売り切れていたが、バンコク限定グッズを2種類ゲット。タイの若い女の子が自作のステッカーをくれる。A と Dさんは最初驚いていたが、タイの kazetarian の純粋な好意だと分かり、3人でありがたくいただいた。 A はハンディファンにそのステッカーも貼り、何度も彼女に悪いことをしたと反省していた。タイのKazetarian さん熱烈歓迎ありがとうございます。その後3人で晩ごはん。私はライブの時間が迫っていたので急いで食べて先に出た。


 いよいよひとりアリーナへ。事前の情報通り、藤井空さん所属 4GENEXYZ『珈琲を淹れながら』(作曲藤井空)が流れた。じーん。

 

 オープニングは『優しさ』の歌声が体の芯まで響き渡って痺れるほどパワフルだった。優しさに殺られた。

 
 タイの kazetarian の熱烈歓迎ぶりが地鳴りのような歓声に表れていて圧倒されるほど。


 本当に愛に溢れて盛り上がっていた。でも、一度風くんがはけてみんなが座った後、時々バンメンさんやダンサーさんが煽ってくれるのだが遠慮してしまい再び立つことができないまま、座って踊る。タイでは座って観るのかな、「郷に入りては郷に従え」だなと思いつつホテルに戻る。


 10日は4人でチケット交換し、アリーナ周辺を散策。タイの若者が昨日の出待ち風景を動画で見せてくれた。

10日朝のアリーナ周辺

※追記 2日目朝食後4人でグッズ販売に参加し、買いたいものは無事ゲットできました。上の写真のエコバッグに入ってます↑


 
 アリーナ周辺を無料で周回している大きめのトゥクトゥクみたいなシャトルバス(写真取り忘れてたら佐治さんのインスタで発見)に乗せてもらい、コスモバザール近くまで移動。ゾウさんパンツ購入。近くのタイマッサージ屋さんすごく上手だった。ふくらはぎはチョー痛かったけど。1時間で250バーツだったので50バーツはチップとしてお渡しした。


4人で行ったから値引きしてくれたのかな
ゾウさんパンツサラサラしてて履き心地良し


 2日目、予定時間が来ても始まらない。何かあったのかなとドキドキしながら PA 席を見ると、ダッチ監督とずっずさんがグータッチをしていた。着席したずっずさんが3回頷いた。つられて私も3回頷く。あぁ大丈夫、いいライブになるんだなと安心した。終演後、藤井風アプリのずっずダイアリーを読み、ギリギリまで話し合いしてたんだと知る。私の感覚では2日目は初日の3倍くらい盛り上がった気がする。初日も本当によかったんだけど、2日目は更に盛り上がっていこうという気合いみたいなものが会場を一つにしていた。


 まず、立ってええんやでコールが2曲目『何なんw』だった。(初日は4曲目『キリがないから』)『へでもねーよ』で風くんがはけた後、ここで座ったら次立つタイミング逃しそうだなという考えが頭をよぎったけどみんな座らなかった。その後も、そうだよね、ここで立っていいんだよねというタイミングでみんながスッと立ち上がり、おんなじ気持ちの人がたくさんいたんだと感じて嬉しかった。周囲の人には申し訳ないけど、踊りまくり跳びまくり腕振りまくり拍手しまくり、KIRAKIRAくんWaterも飲み干してしまった。TAIKINGさんや小林修己さんの煽り方は初日の10倍くらいだった。ダンサーさんも弾け度ましましで、気分は5人目のダンサーになっていた。


 『旅路』が日産バージョンだ!しかもダンサーさんつき!一緒に拳をブンブンした。佐治さんのドカドカドラムが好きすぎる。
 『まつり』のイントロも素敵だった。Yaffleさんありがとうございます。


Google翻訳より


 使命感すら感じるような盛り上がりに、観に行っただけなのに達成感に満たされた。楽しかった。日程の都合でタイに来ることになったのも何かのご縁。またご縁がありますように。


 ライブが終わり、4人で晩ごはん。久しぶりに少しだけとお酒も頼んだ。しばらくするとサーッと血の気が引いて座っていられなくなった。ちょうどソファー席だったのでしばらく水を飲んでは横になってを繰り返し、閉店ギリギリに復活。ホテルに戻る。入口付近でビニーくんに遭遇!すばらしかったとお伝えできた。ビニーくんはアーティストとしても活躍中。


 翌朝は少しのんびり起床。朝食は頼んでいなかったけど、ホテルのビュッフェでいただくことにした。1メートル前にシンゴさん!なぜか口から「昨日はお世話になりました」と出てきた。あ、なんか違う。とっさに「かっこよかったです」とつけ加える。爽やかな笑顔で「ありがとうございます」と答えてくれた。右前方には大地さんが座っていた!近寄ってお話はできず。心の中で「いつもありがとうございます」という気持ちで会釈。しばらくするとその同じ席にTAIKINGさん!挙動不審だったと思うけど、やはり声はかけられず。『damn』のイントロ大好きです。しばらくすると目の前をコウくんが!(もしかしたら下のダンスを撮った帰りかも)ラファエルくんには会えず。Dさんはライブ終わりにラファエルくんは見たことがある、シンゴさんのダンス大好きと言う。聞くとかなりな推し活マスターだった。お二人は Dさんの推しと一緒に仕事をされているらしい。ラファエルくんはもうすぐライブがあるから先に帰ったのかもしれない。みなさま健やかに。


※追記 シンゴさんとラファエルくんは11/14ベストヒット歌謡祭のため大阪へ。ヤスくんもDMダンサーズとして三浦大知さんと『心拍音』でパフォーマンスされてました。(12分後くらいから)

ベストヒット歌謡祭

#TVer


 旅系 YouTuber さんのタイ編をあちこち見漁り、素敵なマッサージ屋さんを知る。ちょうどプロンポン駅近くの展覧会に行きたいと言っていたAの希望も叶う(シンガポールにも来るから展覧会は中止)、Cさんが今日泊まるホテルも近いということで、少し早い便で帰る Dさんとお別れして3人でプロンポン方面へ。Grabで移動中、高速の真ん中で全車両止められる。検問?何?運転手さん「KING」「え!Thai King?!見たい」「Thai King?」「NO」「じゃあ何King?」結局それらしきバイクに先導された車が何台か通ったけど誰か分からず。TAIKINGさんに会えたからいっか。


 今日はアロママッサージをお願いした。途中記憶がなくなるほど気持ちよかった。すると、オプチャで教えてもらったブティックがなんとそのお隣だった。かわいい服がたくさん。みんなワンピース購入。


 
 私が一番行きたかったのはワット・ポー。本当は朝のルーシーダットンに行きたかったんだけど、またの機会に。見応えある美しい寺院。前回行ってない気がするのはなぜだろう。

風くんとはアングル違ってたけど、ま、いっか


 晩ごはんはワット・アルンが見えるお店へ。だんだん夜が更けてライトアップされた。…この美しい風景、風くんも見たんだね。

チャオプラヤー川越しのワット・アルン


 ナイトマーケットを目指していたけど、アイコンサイアムの中にあるナイトマーケット風なところを見ていると、噴水ショーに出くわす。これまた奇跡の巡り合わせ。

アリアナ・グランデとかの音楽とコラボしてたけど、
次は藤井風さんでお願いします

 
 Cさんとは別れて2人でノボテルへ戻り、翌朝チェックアウト。

2024/11/12 Novotel Bangkok Impactから見た朝日


 ドンムアン空港でご飯を食べ、ぶらぶらする。A が視線を感じると思って見上げると……

ドンムアン空港にて


 保安検査場を越えてから給水所で空のキラキラくんにお水を入れる。旅慣れた人みたい。バーツを使い切るために免税店で見つけた商品。その名も「千里追風油」。肩こりとかに効くらしい。たとえ肩がころうとも、これ塗ってどこまでも風を追いかけるよーみたいな。Kazetarian にはオススメ?!

太宰府天満宮で買った幸せお守り
千里追風油
バンコク限定グッズのWater Bottle Neck Strap
買ったばかりのワンピ(荷物7kgまでのためワンピ重ね着)

 

 Best of Fujii Kaze 2020-2024 ASIA TOUR はまだまだ続くので、チーム風の皆さん、現地スタッフさん、参加される皆さん、元気に楽しめますように。
 バンコクに行くまで、行ってから、たくさんの方にお世話になりました。ありがとうございます。またお会いできる日を楽しみにしています。


※追記 『Workin' Hard 』のデッキブラシの演出はこの時のパフォーマンスがヒントになってるかも。ビニーくんとラファエルくんも一緒。


※追記 素敵な写真満載です。私は踊っててあまり撮れていないから嬉しいです。ありがとうございます。


※追記 初日にスクリーンのピアノの手が実際に弾いている手と違う動きをしていることに気づき、よく分かる部分をアップしました。「たまには大胆に攻めたらいい 時には慎重に歩めばいい」のところ、指がこけててウケました。


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