電気羊は地団駄の夢を見るのか
友人達はもう死ぬほど知っているし、聞かされたと思う。
そう・・・
僕が死ぬほど、地団駄ダンスが好きなことを
知らない方にお伝えしておくと、「地団駄ダンス」とは、
今やハロプロの中でも、屈指のスキルを持ち合わせているグループ「Juice=Juice」が17年4月に発売したシングルである。
Juice=Juiceはそれまで16ビートを基調とした(そもそもハロプロが重視している)ハウスサウンドやしっとりと歌い上げるグループとして一定の評価を
ファンから獲得したのが、これを発表した当時は
他のグループのファンはもちろん、当のJuice=Juiceのファンでも多くの人が
戸惑ったのである。
JJがとうとう狂った!!
とか
超ダセエ!!!!!!!!
など、JJの先行きを不安視する声が多かったのは事実である。たまに
それを忘れて、地団駄はいいという声もするが、やはりリリイベなどで
たまにやると、ボソッと「なんだ 地団駄かよ」というヲタも一定数
いる。(そういう人には1日1回静電気が必ず発生して、地味に苦痛を味わい続けてほしい)
だが、本来清濁飲むこんで楽しもうじゃないか!ハロプロ!!というのが
ハロヲタの本懐だったんじゃないですかね?(すみません 多分そうじゃないかな)
ということで、今回はどれだけいいのかを音楽的理論アプローチで語ります。
正直いえば、
朋子がライブ中ずっと他のメンバーの歌割りでも口パクパクさせて歌っている。
とか
かりんちゃんがとにかく楽しそう
とか、萌えポイントが実は高い曲なのだが、あくまでも音楽好きの端くれとして、今回は学術的にプレゼンします。
1.歌入りが実は難しい
本人達はサラッと入っているから分からないけど、実はインストバージョン聴くと、裏拍(弱起ともいう)からオケが入るが、本人達は表拍で歌が入るので、実は難しいという。ただし彼女達が上手いので、トリッキーに聴かせていないだけである。初っ端からレベルが高い曲なのである。
2.基本ペンタでメロディーライン
Aマイナーペンタトニックでメロディーが構成されております。
ちなみに、日本ではこれと同じスケールが使用されている有名な曲が
あります
はい、そうです。あの日曜夕方の番組でお馴染みの「笑点」のテーマです。
一気に親しみが湧いたでしょ?地団駄に?えっ 湧かない?
そういう人はもう月とかに移住しましょう。。。
3.オケの音が80年代リバイバルなサウンドが沢山!!
例えば、スネアのハンドクラップの音や盆踊りパートと言われている「地団駄!地団駄!ドン!ドン!」の間に流れているカン!カン!となっている音はTR-808というRolandの音だったり(ハードかソフトかは判断しかねますが)
使用されているシンセの音色も昔のARPっぽい音だったり、とにかくハロプロの中では珍しく音色が攻めているんですね。(ゆえに浮いてしまったとも言える)
4.ギターが地味にムズイ
シンプルなギターって実は難しい。タイトに弾かないといけない等々
面白いんですよ。意外と
声を大にして言いたいのは、トリッキーな曲は色々面白い要素が満載なので、舐めてはいけないのである。
ということで、地団駄流れた瞬間に、ガックリしているヲタは
地獄に落ちるわよ!!!!!!!
終わり(えっ?こんな終わり?)
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