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魅惑のアレンジャー 光と影 〜CMJK編〜

▪️イントロダクション

皆さん、コロナの中、STAY HOMEしてますか?
家にいると、心の切り替えが難しいですが、そんな心を癒してくれるアイドルの存在

尊い!!

そんな訳で、元々ハロヲタがスタダにハマったよ的なスタンスでこのnoteを開始したのですが、Twitterをフォローしてくれてる人ならお気づきだと思うのですが、ここ最近の僕は・・・

どう見てもスタダのヲタク

もうツイートは9割スタダで、1割ハロプロな割合です。
これはハロプロが悪いとかじゃなくて、僕の性分(ハマると、どうしても並列で好きというのが難しくなる)なので、あしからずでございます。

▪️ところで、アレンジャーってなによ?
前置きが長くなりましたが、今回の表題にもある通り、僕の好きなアレンジャー(編曲者)を紹介しようと思いまして、今回筆を取ったわけです。(この場合キーボードか)

ちなみにアレンジャーとは・・・
日本のポピュラー音楽における編曲とは、作曲家の旋律(メロディー)に対して伴奏をつける作業を指す。
編曲は、音楽のジャンルや演奏形態によって多種多様に変化し、録音機器等の知識も必要なため、音楽理論にとどまらず音楽制作全般に関する知識と技術を要求される。そのため、経験を重ねた演奏家(スタジオミュージシャン)や音楽理論に精通した作曲家が編曲を行う事が多かったが、近年は音楽制作のデジタル化が進みシンセサイザー、ミュージックシーケンサー、デジタルオーディオワークステーション(DAW)等の高度な知識と技術を有した演奏家、作曲家が行う事が多い。
※wikiから抜粋

メロがどんなによくても、アレンジャーのセンスが悪かったら台無しになるし、幅広い音楽と機材やミックスのことまで熟知してないといけないので、大変難しい仕事なんですね。
作詞家と作曲家は注目されやすいですが、実は非常に重要なキーマンだということが少しでも分かってもらえればいいかなと思います。

▪️CMJK!!

それで、丁度スタダとハロプロのどちらも曲を聴いているので、その二つのグループで編曲を担当しているCMJKについて、語りたいと思ってます。

CMJKとは・・・
本名は北川潤さんという方で、このCMJKはカット・マスター・ジュン・キタガワを略した表記で、これが芸名です。
元々、初期の電気グルーヴにいたのですが、脱退してからも、ずっと日本のテクノシーンで活躍されている実はすごい方なんです。
※ちなみに電気の頃、ゲンゴロウマルという名前をつけられそうになったらしい笑

電気の代表曲「マイアミ天国」

そして、今もアニメ史に残る不朽の名曲 マクロスプラスの劇中歌
「 Information High」

CMJKのアレンジする曲は基本、テクノやハウスを基調としたものなのですが、生楽器やストリングスなども雑多に取り入れのが特徴的で、ことアイドルとなると、これがなかなかポップでいいアレンジをするんですが、今回表題に光と影とつけたには理由があって、CMJKのアレンジする曲

ハロとスタダで評価が全く違うんですね

アレンジャーの評価軸を携わっている作品数で定量的に見た時に、両者とも差が出てきます。
※明確な数字は把握してませんが

▪️影編

影編でいうと、ハロプロなのですが、実はCMJKがアレンジに携わっていた期間は2015年で、それ以降は自分が知っている限り携わっていないんですよね。
理由は不明ですが、おそらく想像するにハロプロの楽曲とCMJKのアレンジがあまり合わなかったのかなと思います。(推察した理由は後述します)


▪️Juice=juice
僕も大好きなJuice-Juiceの「Ça va ? Ça va ?」(この曲が好きで
ハロヲタになったくらい)

僕が知る限り、この曲をめっちゃ好きな知り合いのヲタクいません笑(すげえいいんですよ!!超主観です。コンサートでも干され曲ですね)
ただこの曲が収録されている「first squeeze」を通して聴くと、確かにちょっと浮いてます。

▪️アンジュルム
「乙女の逆襲」

これはまあ両A面の一方の曲「大器晩成」が良すぎて、インパクトがデカイのもありますが、まあ地味な印象は否めない。

▪️何故合わなかったのか?

両曲ともアレンジとしては、今のハウスやテクノを基調としつつ、ストリングスやギターが効果的に入ってて、いいアレンジだと思うのですが・・・

おそらく割と今風のテクノやハウスとハロプロの相性がよくないのかなと思います。
ハロってちょっとテクノでもロックでもそうですが、少しいなたい感じが
似合うんですよね。少し古臭い感じの方が凄く合う。(そうじゃない曲も
あるのも事実ですが)
特徴的なあの情念的な歌唱にはいなたい感じが似合うんだと思うんです。

こちらの記事でも新たなるコンポーザーとして評論されてますが、結局
ほかの方はハロでも活躍されてますが、残念ながらCMJKは続かなかった。

▪️光編

そして、逆にスタダに移行すると、CMJKは要所要所で仕事を任されているんですね。
かつ、スタダのなんでもやってみようぜ感とアレンジの方向性が凄く相性がいいんです。

▪️たこやきレインボー(通称:たこ虹)
彼女達との相性は抜群らしく、調べるとツアーのDJとして参加してたり、メンバーが家で作業している時に流している曲がCMJKのユニット・キュートメンの曲だったり、相思相愛ぶりが伝わってきます。 
※元々、相性がいい理由として、たこ虹がテクノ寄りの楽曲が多いっていうのもあると思いますが


そして、自分が衝撃を受けたたこ虹の曲「尼崎テクノ」
もう前半は80年代テクノ歌謡風トラック 後半でいきなりイケイケのテクノトラックになります。もう・・・

意味がわかりません

が、曲としてのカッコ良さ、そして、土着的な歌詞があいまってとんでもない名(迷)曲となってます。
※メンバー 最初タイトル聞いた時は頭抱えたらしいですが

▪️私立恵比寿中学
「藍色のMonday」に関しては、
もう知っている方はご存知の通り、ニューオーダーの「ブルーマンデー」のイントロにそっくりです。

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故・松野さんを想って作られた曲なので、愛も凄く感じられ、この曲が好きなファンも多いとか

また最新アルバムの「playlist」のメガミックスしたトラックも最高にイカしてます。

▪️チームしゃちほこ
「天才バカボン」
もう言葉は不要です。イかれてます。ちなみに運営側にはめっちゃイかれたアレンジにしますと宣言したそうで、向こうも笑っていたので、まあA面で採用されないだろうと思ってたら、まさかのA面でイかれている運営だなと思ったそうです。

サビになると、いきなりアタリ・ティーンエイジ・ライオット風になったり、MIXが渡部高士(電気グルーヴのエンジニア)だったり、地味に豪華です。
まあ バカですが笑

▪️結局のところ

CMJKのインタビュー読むと、割と自分のスタイルが確立されている方と見受けられ、それを望む運営のカラーにより評価が二分されるタイプなのかと思いました。
ハロでは合わなかったが(と言っても、結構ハロのカラーに合わせてキチンとやっていたと思うのですが)、スタダのカラーにあったということでしょうね。

でも、Juice=Juiceの曲をアレンジした頃の記事を見てると、こう語ってます。

スクリーンショット 2020-05-19 23.20.09

もう一花、ハロでも咲かせてほしいなあ!!って思うのも本音です。
僕だけかもしれませんが、もうCMJK節でどんどんイかれたアレンジにして
度肝を抜かしてほしい!そう願ってなりません。

終わり

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