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わがままを言える環境に感謝

どうも、ふみぽんです。
今日朝起きたら雪降ってた!タイヤ交換していてよかった〜(ホッ)


本日は水曜日!「女将と漁師のゆるマガジン」、女将ふみぽんのターン!

花巻でゲストハウスを守る女将のふみぽんと、陸前高田で牡蠣と向き合う漁師のひーさん。ふたりが日々感じたことや思ったことをあれこれ綴る週刊ダイアリー。 交換日記的に、ふみぽんとひーさんが交互に、毎週水曜更新!


先週のゆるマガはこちら⬇︎

ひーさんの決意とか、次に進もうとしているのが伝わってきて、刺激をもらった。

ひーさんから「自由テーマってことで最近思ってることとか感じたこととかを書いてもらえたらいいな〜」と伝言。ということで、最近の私の日々と、そこで考えたことを書いていこうかな、ゆるっとね。


「わがまま」ができなかった私の成長

ゲストハウスの女将になってもう3カ月半が経とうとしてる。「花巻で働き始めたばかりなんですよ〜」と自己紹介していた時期を過ぎ、そろそろ「花巻にやってきた若手の新人」ではなくなってきている感がある。

ゲストハウスの業務も慣れてきて、毎日いろんな場所から来てくれるゲストの方と話したり、新しい企画を考えたりしている。プライベートでも、誘ってもらった上根子神楽を始めたり、遠野でスナックをさせてもらったり、仲良しのみんなで個性を生かしあってイベントを組んだりと、かなり充実している。その中で、自分の中にふと違和感を感じる機会が増えた。それは、「自分がわがままになっていること」。

今まで、しかも花巻に来るまでは正直、割と周りの意見に合わせることが多かった。自分の意見を求められた時に「私はこう思う!」っていうのを言えなかった。言えたとしても、その状況での最適解を探して無難な意見を言っていた気がする。それは、自分の考えに自信を持てなかったからだ。

でもここ最近特に、自我が芽生えたての幼児みたいにはっきり自分の意思を持ち伝える機会が増えた。「私はこうだと思うんだけど、みんなはどう思う?」とか、「あなたの気持ち、手に取るようにわかる。でも、私はこういう風にも考えてみたいなって思う。どうかな」とか、ちょっとずつわがままを言えるようになってきた。少しでも違和感を感じたら、ちゃんと自分の思いを整理してあげて、相手に伝えるようになった。

なんで今更になって自我が芽生えちゃったのか。

それは多分、私の経験がだんだん積み重なってきたこととか、失敗例もたまってきたから同じ間違いをしないように意識するようになったことかいろいろあるんだけど、何よりも「ダメダメでも最高でも、どんな状態の私でもちゃんと受け止めようとしてくれる人がいる環境」に恵まれたからだと思う。

私の周りにいる大好きな人たちは、とにかく熱い。「辛いことも苦しいこともあるけど、前進むしかない!」とか、「そんな中途半端なことはできません!その人がどう笑顔になるかに興味があるの。だからちゃんと向き合うのは当たり前」とか、もしくは言葉や態度は温厚なのに誰よりも熱い思いや愛を秘めている(漏れている)とか。しかも困ったらめっちゃ助け合う。「力になりたい」が原動力になっている人が多い印象。


そういう熱さを心に秘めている人たちと過ごすようになって、もうどんな自分でも恥ずかしくないや、と思うようになった。自分に正直に生きることを、どこか「誰かを傷つけるんじゃないか」と思っていた。わがままを言っている人を見れば、「いやいや、人の気持ちをもうちょっと汲もうよ〜」とちょっと子どもだなくらいにていた。でもそれは私の勝手な思い込みで、みんな「建前じゃなくて、もっと本音でぶつかろうよ」と言わんばかりに、私のことを理解し、受け止めてくれている。「受け止めてくれている」というか、みんながそれぞれ自分の好きなことや得意なことを真面目にやっているから、人の小さなミスとか気にしないし、ポジティブにその個性を活かし合おうとする。それを私がバシバシに感じているので、「私も思いっきりやってみよーかな」という気持ちにさせられる。だから、私は普段支えてくれる最高な人たちに感謝の気持ちを込めつつ、たくさんわがままを言って甘えさせてもらってる。そういう私の甘え方を面白がってくれる人たちがこんなに周りにいる。すごいことだ。感謝してもしても足りない。

私が自分の気持ちを伝えられるようになったのは、私の壁をぶち壊してくれた周りのみんながいつだって困ったら力になり、声をかけてくれるからだなと、改めて思うのであった。落ちたら危なそうな時でも、常にセーフティネットがある上で好きなように踊らせてもらえてる、そんな感覚。もう感謝がとまらない(以下無限ループ)



恩返しのために生きている

そんなたくさんの人への感謝があるからこそ、大切な人たちのためならなんでもしたいなと、以前よりも思うようになった。恩を返したい。だからこそ「私は何で恩を返せるだろう」ということをずっと考えている。

まだ答えは出ていない。でも道具は少しずつ揃ってきている。どんな形でも恩を返していくと、決めた。だから私は今、恩返しの方法をとにかく模索している段階。トライ&エラーの繰り返しだけど、エラーの数だけ学びがある。多分、もうすぐ見えてきそう。それが見えたら、私も少しは役に立てるかなぁ、感謝を伝えられるかなぁ。そんなことを考えながら日々を生きています。


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そんなこんなでひーさん、長々とまとまりなくごめんね&いつもありがとう

次は、ひーさんも自由に「最近考えていること」書いて欲しいな。

楽しみにしてます〜!









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