映画「燃ゆる女の肖像」 生きづらさの中で全うする、女性の愛と生の物語
気がつけば異世界へ引きづりこまれ、観た後にはまるでひとつの美術作品をみたかのような錯覚に陥った。
「どこまでも美しい作品」その一言に尽きるほどに、どの角度から観ても「完璧」で、研ぎ澄まされ、とても繊細な作品だった。
2021年2月5日、近くのミニシアターでようやく公開となり、以前からずっと心待ちにしていたこの作品を鑑賞しに、私は出かけた。
一方で現在、女性のequalityを求めるムーブメントが日本で起きている。各国の大使館からは「DontBeSilent (沈黙するのは