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目指していたのは「フリーランス」じゃなかった 見つけた、自分なりの働き方

「好きなところで自由な時間で働きたい」「フリーランス目指したい!」
そんな思いで、2020年12月にSHElikesに入会した私。

SHElikesを知らない方に、ものすごーくざっくり説明すると「私らしい働き方を実現するキャリア&ライフコーチングスクール」だ。

21コースあり(※リニューアルして現在24コースになりました!)好きなコースを選んで受講できる。さまざまなスキルを複合的に得ることができるので、スキルを掛け合わせて自分らしいキャリアを考えることができるのが特徴だ。

キラキラっぽいと感じていたけど、実際入会したらメラメラだった。いつもコミュニティは盛り上がっていてワイワイしている一方、学びに対しては強気に本気!

それぞれ目的もやりたいことも違うけれど、熱くて、認めあえて、応援しあえる。そんなSHElikesのコミュニティを私は「第二の青春」のように感じている。

これは、そんなSHElikesでの日々で、自分に合った働き方を模索し、新しい思いを見つけるまでの約4ヶ月の記録である。

文章での表現が好きだと
気づかせてくれた「ライターコース」

「地元に帰ることを見据えたときに役立つスキルが欲しい」「体調に左右されず無理なく働きたい」、そのために「フリーランスになりたい」それが私の当初の願いだった。

普段、ぼんやりしてるけど変なところがシビアなので、地元で競合が少なそうなジャンルを考えて受講するコースを考えた私。いつでもどこでも働ける「フリーランス」のWebデザイナーがいいんじゃないか?

そう思っていたのも束の間、やってみるとびっくりするほどWebデザインがピンとこなかった。(ちゃんと勉強すれば変わるのかもしれないです……。)

一方、色々かじっているうちに夢中になったのが「ライターコース」。

元々、読書が好きで、幼い頃から「本の虫」と周りから呼ばれていた。地元は田舎すぎて娯楽が少なく、情報源はもっぱら本。幼少期は、家にある母の雑誌から漫画、カタログ、タウンページ、地図帳、本の形をしているものはとにかく読み漁っていた。そんな私が文章での表現に夢中になるのに、時間はかからなかった。

2021年1月 SEO記事案件をいただく

1月、急に思い立って、ライターコースの特別イベントに参加した。
※この段階ではまだDay3のSEO記事課題に手をつけたところ。

初めてのライターイベントでwantedlyのプロフィールを作成。ポートフォリオは今まで密かに書いていたnoteとSHElikesの課題を使った。

勢いに乗ると、後先考えずどこまでも調子に乗るのが私。未熟な部分も多々ありながら、イベントで火がついて、「案件にチャレンジしたい!」と、その日のうちにwantedly経由で企業にアプローチをかけまくった。なんと、初心者ながら機会をいただき、2社と契約を結ぶことに。SEO記事の案件を継続して、いただけることになった。

ライターコースを初めて2ヶ月弱、勢いあまって(笑)副業ライターとしての扉を開けた。

2021年2月 
契約社員&副業ライターへ

さらに、2月上旬、落ちていたと思っていた企業から、内定の連絡をいただいた。

だが、素直に喜べない自分がいた。

「このご時世で採用してくれることはありがたい」
「この仕事を受けたからって安定するとは限らない」
「ライティング案件も継続したい」
「でも体力に自信がない私に、両立なんてできるのか?」

もやもやと色んな思いが頭をよぎる。どうしよう、どうしよう。

そうやって、数日悩み続けたある日、
「やりたいなら、どっちもやってみたらいいじゃん!素直に自分の気持ちに従ってみよう!」

急に吹っ切れた瞬間があった。

私が好きなものの1つである、本に関われることも決め手となり、契約社員と副業ライター、二足のわらじを履く生活が始まった。

案外、この働き方が、思った以上にマッチして驚いている。あんなに悩んだのが嘘かのように両立し、どちらの仕事も楽しんでいる。自分は1つのことに集中すると、とにかく全力投球して疲弊しまうタイプ。おそらく本業と副業で集中力が分散されたことが、いい方向に働いているみたい。疲弊することが以前より減ったのが新たな発見だった。

2021年2月・3月
理想と現実のギャップに悩む

その一方で、実は副業ライターとして働き始めて、文章を発信できなくなった時期があった。

「文章で誰かを傷つけてしまうのでは」と怖くなったり、明るくカラッとした楽しい記事を発信したいのに、実際は、じめっとした自分の殻にこもった記事になってしまったり。とにかく発信するのが怖くなってしまった。

その悩みに終止符を打ったのは、noteで発信した「私がヴィンテージを着る意味。」と、朝日新聞社のメディア「かがみよかがみ」に執筆した記事を多くの方に読んでいただけたこと、副業案件でオリジナルの写真を使った記事を評価していただけたことだった。

私のやっていることを支持してくれる方もいる。それならそれでいいじゃないかと思えるようになった。

私のゴールは
「フリーランス」じゃなかった

SHElikesで学んで、大きく働き方が変わり、ふと気がついた。

私は「フリーランスになりたい」んじゃなかったんだ。

「地元に帰ることを見据えたときに役立つスキルが欲しい」「体調に左右されず無理なく働きたい」を叶えるには、「フリーランス」にこだわる必要はなくて、自分なりのやり方を見つければいいんだよな、と。

シーメイトさんで転職する方は、web関連に携わる方が多いように感じている。私みたいに、web関連ではない企業へ転職をする人は少ないと思う。

でもいろんな道があっていい。道は1つじゃない。SHElikesはそれに気づかせてくれた。

2021年4月 
「毎日を彩るおさんぽクリエイター」爆誕

4月に入り、むくむくと新しい思いが芽生え始めた。それは「人々の毎日を彩るコンテンツを提供したい」ということ。

今まではあまり意識していなかったが、私は「人」が好きだ。人の行動や文化、営みに強い興味があり、街の風景や地形、人の関係性を観察するのも好き。
そこで、「大人のまちたんけん」と称して、街の観察日記のような記録をつけ始めた。

4月に30歳を迎えたのを機に、まずは自称「毎日を彩るおさんぽクリエイター」と肩書きをつけた。自分の発信が、人々の毎日を少しでもワクワクさせられますように、そして癒しのひとときになりますように。そう願っている。


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