休み明けの憂鬱にどう打ち勝てばいいのか

子供の頃、日曜日の夜。
キテレツ大百科の伝説的エンディング、はじめてのチュウを聞くと明日からの一週間の重さに耐えられない夜を過ごしていた。

それが大人になっても続いていた。
ある時は、めざましテレビのじゃんけん、ある時は笑点のオープニング。
今は、時計の12時を見つめるとなんとも暗い気持ちになる。

私は仕事柄、丸一日綺麗に休めない仕事をしていて、
朝4時過ぎに出社してお昼くらいに帰ることはできるんだけど、次の日(休日)の夕方には仕事の注文をさばかないといけない状況に置かれている。
その状況から、入社してから出かける気になれず大好きだった旅行さえも計画を立てる気になれない。
今週みたいな連休も私の担当業務では休めず、連休中のうち一日は数時間の出社が必要になっている。
そんな不平を言ったら止まらない私の仕事。

休み明けの前日午後から、この憂鬱が湧き出して止まらない。
どうにもこうにも気持ちの整理がつかないのだ。
他の先輩社員はこの仕事を“気楽”という。
そこまでの域に達するにはどれだけの時間がかかるんだろう。
社内の人間関係はそこまで悪くなく、居心地はいいが、この仕事内容が非常に不服なのである。

社外の人間とのやり取りが本当に嫌。
元々、この業界には全く興味がなかった。
今は興味を持とうと思って努力して3年以上経ったが未だに興味を持てずにいる。
私を拾ってくれた社長も、この事実を知ったらガッカリするだろう。
今は拾ってくれた社長に恩返しのつもりもあって所属しているが、そろそろ精神が壊れそう、というか壊れてしまった。

2月に、一か月涙が止まらない時があった。
将来への不安、仕事に対する不満、金銭的なこと、自分の病気のこと、色んなことが自分の体の中に黒い渦となって細胞を絡め取っていた。
その後勇気を出して行った心療内科で言われた診断は“双極性障害”
なんだ、鬱じゃないのかよ。
しかし、テンションが高い時が今まであった気がしなく、鬱の時ばかりやってくると思ったので聞いてみたらII型だそう。
この波が毎度襲ってきていて、今は薬を飲み始めたところで効いてるのか効いてないのか謎である。
毎週の休みの日のたびに深い鬱に溺れそうになり手も足も出ない状態で定年まで働けるのだろうか謎である。

明日も3時起き。
憂鬱なパジャマを着て寝る夜。
おやすみ。

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