花は咲く

息子がピアノで弾いてくれた、花は咲くのピアノソロ上級が、”超嬉しい!超嬉しい!”
今年の4月に東京で働き始めて、会社の寮に住んでいるので、ピアノを持っていない。仕事帰りに、時間貸しのピアノ練習室へ行ったそうだ。
そこで、スマホで動画を撮ってラインに送ってくれた。
「まだ練習途中ですが」と一言添えていたが、私には、その演奏は、その響きは、この上ない心に沁みる感動的なものであり、再生しているPCの前にくぎ付けになった。息子に、送ってくれてありがとうを返信する前に、二回再生し、返信した後も3回くらい聴いた。楽譜を見ながら間違えないように弾いているのだが、その、ゆったりと丁寧な、心のこもった演奏が、完成された演奏より良いじゃない!息子だからの贔屓目か。いや、今までも何度も彼の演奏は聞いてきたが、もう少しゆっくり弾いたら?と思ったことや、言ったこともあったと思う。力任せに発散するように弾いていたこともあったと思うが、今回は明らかに違うのだ。明らかに大人になった演奏なのだ。それとも私が年をとったのからかな。涙が湧いてくる。なんだこの感動は。
楽器もいいのか?部屋の音響もいいのか?誰が弾くかはもちろん大事だが、この良さは、母以外の赤の他人にも伝わるんじゃないかと思うほど、彼の出す音はいいと思う。<花は咲くは、名曲であることは間違いないが>
というようなこと、自慢する親ばかと思われるだろうて、他人にはなかなか話せないので、このnoteに書いている。


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