いくつになっても。いくつからでも。

Time flies な中で生きている私たちは、自分たちがもっている時間のかけがえのなさを、忘れてしまいがちなんだなぁと改めて思い出した。

留学中に仲良くなった友人と昨日東京で再会した。
ビジネストリップで数日間だけこちらに来ていたという滅多にないチャンスの最終日。SNSトラブルで全然連絡が取れなかったが、なんとか間に合った。

久しぶりに会った彼は世界的企業の商品企画として働き、
世界中を飛び回っていてとびきりにかっこよかった。

そんな彼を見てわたしは心から賞賛したんだけど、
彼の返事は意外なものだった。

「そんなことないよ、Fumiと同じだよ。」

聞けば、彼も将来について悩んでいるという。
このキャリアを続けてよいのか、更なるキャリアアップを目指すのか。

信じられないことだけど、彼は年齢に対してコンプレックスがあったという。
私たちが留学していた当時、わたしは21歳。彼は24歳。
私たちはどちらも若い。
でも、当時の彼は3歳上の自分がすごく年上に感じていて、
ひけめを感じていたらしい。

でも、最近、いつだって今がこれからの人生で一番若いタイミングなんだってことに気づいて、それでチャンスを掴もうと新たなチャレンジをする決意をしたと言っていた。
本当にそうだし、素敵なアイデアだなぁと思った。

価値観も少し変わってきたそうで、
前よりも家族と過ごす時間を大切にするようになったそうだ。
それはなんだかすごくわかるなあと思う。
わたしも以前より友達や家族と過ごす時間をすごく貴重に感じてる。
ふつうに過ごす日々が当たり前じゃないなんて知ってるはずなのにね。

4年後会うとき、さらに成長した自分たちになって会おうね、と約束した。

わたしたちは若くて、
可能性に溢れてて、
だからこそ怖くて悩んで闘ってる。

ひとつ思うのは
少しでも、理想の方に、
わくわくする方を選んでいけばいいんじゃないかな。

心が純粋にときめく方へ。
それが世間的に立派とされるものじゃなくても
自分が誇りをもてるようなことをするのが
一番その人が輝くんじゃないかな。

MBAにときめく人は、MBAをとって世界の経済を動かしていけばいいし
それはとてもクールだし、
自分だけの農園を作って美味しい野菜を育てるのが夢って人は
それでいいんだし、
ミニマリストが素敵ならミニマリストになればいいし、
断捨離なんてなんだ!全部持ちたい!(笑)って人は持てばいいし。。

幸せって究極の人それぞれで。
自分しか自分の本当の幸せはわからないし
自分以外に本当の幸せを与えてくれる人なんていない。
人が必要ないって意味じゃなくて、待ってても
これがあなたの幸せだよ、なんて降ってくるわけじゃないというか。。

どんな生活だったら幸せだろうか。
どんな人と、どんな暮らしを、どんなレベルでしていたらいいだろう。
どんな仕事をしてるんだろう。

1つのイメージを膨らませて、何度でも夢の中へ旅をしよう。
何度でも何種でも構わないから、旅をして見つけよう。
わかったら歩き出そう。
何歳だっていいんじゃないかな。

最近そんなことばかり考えてる。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?