自分も他人も枠組みから離れることを許せば、世界は楽しい場所になる。

ここ最近、ずっと戦っていました。

何と？

自分自身と社会のプレッシャーの、
両方です。

わたしは、27歳ですが、社会人3年目です。人よりも2年長く学校に行っています。
そして3年目ながら、この春から3社目の会社に移ります。

この時点で、人と選択が少しだけ違いますよね。
少しだけしか違わないのに、それだけで周囲のプレッシャーは大きく変わります。

なぜわたしが学生に2年長く学生をしていたかというと、
高校3年生の秋に交通事故にあい1年浪人したためという理由が1つ。
もう1つは、大学3年生のときに留学し、日本の就活システムのために1年長く大学にいたためです。

わたしは、
自分がした選択に誇りをもっています。

浪人しても、
行きたい大学に行きたかった。

後遺症が残る前半は本当に辛く、何度もめげそうになりましたが、1年間勉強を続け、大学に合格しました。

留学することは、
わたしの当時の夢でした。
バイトして勉強費を貯め、良い成績を収め、国から奨学金をもらって留学しました。

けれど、どうでしょう。

社会に出ると、24歳の女性で社会人1年目というだけで、「不利だ」という人が沢山いました。

「女性は結婚や出産があるから、
もう24だとあまり任せられない。」

というようなことを言う人もいました。

転職しようとしたときもそうです。

「女性は25、26歳くらいで転職するのが最後のチャンスです。
あなたの年齢ですと難しいです。」

「27歳の女性で未経験の仕事をしたかったら、年収を思い切り下げないといけません。ご希望の条件では、
ご紹介できる仕事はありません。」

全て、キャリアエージェントに行ったときに言われた言葉です。

中には、3時間ほど拘束されて担当者の自慢話を話され、いざ仕事を紹介してくださいと言うと、返信さえなかった会社もあります。

それだけ、日本の社会は、
人と違うルートを歩むことに厳しい。

「何歳なら、このくらい出来ていないと」

という暗黙のルールがあって、
それから外れた途端、

能力のない落伍者

の刻印を押されます。

でも、それって本当でしょうか？

誰もわたしの人生の中身を見て、
判断しているわけではありません。

年齢とそれまでにはこうでなきゃ、
という基準を、人それぞれの人生はすっとばしてあてはめるから、決めつける方が簡単だから、そう判断するんです。

「こうでなければならない」プレッシャーの中では、人は自由な意思で選択することができません。

何かをしたいと思っても、人と違うということで課されるプレッシャーを考えると、何もできなくなってしまいます。

みんなと同じことをしよう。
この道から外れないために。

そんな考え方しかできなくなってしまいます。

それって、楽しいんでしょうか？

わたしは、同じような気持ちを感じたことがある人たちに、

それでいいんだよ！
それでもこんなに楽しい生き方ができるんだよ！

ってことを声を大にして言いたいという気持ちが、ずっと心にありました。

人と違っても、楽しく幸せに生きられるってことを証明するような生き方をしたいと思ってきました。

だから今回の転職活動において、
色んな冷たい声や意地悪は全部無視して、自分の心の声と、自分を信じてくれる人の声だけを聞いて、黙々と動きました。

そしてわたしは無事内定をとりました。

未経験の、やりたかった仕事です。
仕事を通して、夢を叶えられるビジョンともてます。

まだ小さいことですが、
それでも何か希望を与えられることの一歩になれたらと思っています。

周りからの強いプレッシャーは、
性別や年齢に関してだけでなく、
転職をすることそのものについてもあります。

転職をすることに対するネガティブなイメージがあり、転職すると口にするだけで批判されたりバカにされたりしました。

けれど、やりたいと思えない仕事を続けても仕方ないとわたしは思います。

自分で選んで始めた仕事なので、愛情と誇りをもって取り組むことは大切ですが、そこに時間の基準は必要なのでしょうか？

わたしは、人が変化することに関して否定していません。
むしろ考え方はどんどん変化していきます。

その変化に応じて行動を変えることは、自然なことだと思います。

自分の人生は自分のものです。

どんなことになろうと自分で生きてくぞって気概があれば、何をやってもいいんじゃないかなと思います。

長くなりましたが、

伝えたかったのは、

「自分の人生は自分の好きに使っていいんだよ」

ということです。

周囲と同じじゃなくてもいい。
どんなに時間をかけてもいい。
あなたが、やりたいと思うことを、
あなたの、やりたいスピードでやることが、
あなたの時間と体と心を使って
この人生でできる大切なことだと思うのです。

人と違う道を歩むことに躊躇わないで、
歩く人が増えたら、
ここは少し楽しい場所になる。

わたしは、自分の生き方を通して、
少しでも伝えられたらなと、思っています。

夢は、何でもいいんです。
大きくある必要なんてなくて。

家族を大事にする
ありがとうと言われる人になる
世界中旅行する
綺麗な部屋に住む
車を買う
親に海外旅行をプレゼントする

など、日常のことでいい。

壮大な夢を描く必要はなくて、
描いてないからってダメなんではなくて、
自分の想う一番叶えたいことが夢でいいんです。

声を大にして言えばいい。笑

わたしは、希望を与える生き方をしたいという気持ちがありますが、
やっていることはとても自分事です。

それでも何か小さな革命が起こればいいなと思っています。

わたしは、
世界中を旅し、世界の人と学び、
たくさんの新しいことに出会い、
その考えや素敵なものを集め、
自分の家族や子ども(ができたら)
自分と関わって行く人たちに
伝えたいと思っています。

そのために出来ることをやっています。 そのために自分をグレードアップします。

出来ることを増やすためです。

とても長くなりましたが、

一人一人が自分のやりたいことを叶える選択をすること。

そして

他人がその選択をすることを、許すこと。

この、たった２つの意識で、世界はもっと楽しくなる。
それがわたしの伝えたいことです。