そこここに ぬらりひょんのように 「!」「?」

彼らは、様々な文章に紛れ込んでいる。なんだか奇妙だったのは、英語にも彼らは現れ、日本語にも顔を出し、韓国語にも姿を見せて、それがさも当然といった顔をしていることで、その「ぬるっと」系の佇まいに、ある種の気持ち悪さを感じたのは、一体なにがきっかけだったろうか。

使用者に疑問を感じさせず各国語に溶け込んでいるその様子は、気付いてみると、ちょっと怖くもある。もしかしたら、人知れず、そいつはにやにや笑っているかもしれない。

そのお手軽さは、まあ、絵文字の元祖みたいなものかと思うものの、気付いてしまったからには彼らに少しのヨソヨソしさを感じ、実は敬遠することもあるビックリ・ハテナ。だから何が変わるってわけでなくとも。

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