多様性、 多様性多様性、 一人ぼっち。

マイノリティのなかにも、マイノリティはいる。多数派の森の中で、ひっそりと息を潜めている少数派も当然いるし、そもそも思想であったり性であったり、カテゴリをどんどんどんどん細分化していった場合、個人を最小単位とした場合の極々少数派というのはそれこそ全人類数いるんではないだろうかとも思える。

あまり突き詰めすぎると仲間がいなくなってしまうな、と寂しくなる。何事も按配が大事なのである。

世界には色々なマイノリティがいて、辛く長い日々を送り続けている人もいるし、徐々にその社会での存在が認められてきていたり、その運動が活発化してきていたり、それでも心ない言葉に傷つけられたり、そういったこととは関係なく傷つけたり傷つけられたりする人もいたりするなかで、想像の延長線上遠く遠く、私や私たちにから隠れるように、絶望的に、一片の希望もないマイノリティがいるのかもしれないと思うと、私にその人を受け入れられるかどうか明らかではないけれど、それなのになんだかそれも寂しい。もしかしたらそれがいつかの私かもしれないから。

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