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スタートライン

札幌で子どもたちと暮らしながら、会社は帯広。一体どんな暮らしをしているの??と想像できない方が多いと思うのですが、月に2~4回程度、1回あたり1~5泊で帯広に滞在している感じです。車の配置も2台持ったり、車で移動したり、色々と試してきましたが、今は帯広に1台置いて移動はJRというのが定着しています。車は時間が自由になりますが、公共交通機関を使うのが、お財布にも環境にも良いですからね。


JRはお酒が飲めるのが良いですね。珍しくハイボール。



私の不在時、彼女たちは料理洗濯をこなしながら二人で力を合わせて暮らしています。子どもを自立させるのが親としての仕事と思ってきたので、幼い頃から家事を教えてきました。私が帯広にいるときにはAlexaが大活躍。朝、声をかけて起こしたり、学校から帰ってくる時間を見計らって声をかけたり。テクノロジーの発達のおかげで、離れていても心のつながりを持てることに感謝です。近くに暮らす両親が、手や口を出し過ぎないようにと温かく見守ってくれていることにも感謝。


私が札幌にいるときもペースを乱されたくないようなので、朝起こしたらあとは朝ご飯やお弁当作りの邪魔にならないように小さくなって座っています。掃除はあまり好きではないようなので、溜まったお掃除と残った洗濯物が私のお仕事。仕事で帯広滞在が長引いても、「いいよ~なんも問題ないよ~」とあっけらかんとしている様子を見て、少し寂しくはありますが頼もしいし安心して仕事に励めます。徐々に子離れの準備をさせてくれて有難い限り。


子どもたちは、パパっと自分でお弁当を作って持って行きます。卵焼きが上手。

札幌のお仕事は、オンラインで事務をしたりたまにテレビに出させてもらうくらい。不在も多いので、子どもたちとの時間、親との時間、そして今まで10年以上取れなかった自分を癒す時間に当てています。


北海道で夕方に放送されている情報番組HBC今日ドキッ!に月に数回出演

でも、この1週間は久々に新しいことを学びたくなって読書に夢中になっていました。もともと本は好きだったのに、気持ちにも時間にも体力にも余裕がないことが続きすぎて全く読めなくなっていたのです。こんな風に本が読みたいと思えることに、何だか感動してしまいました。

子どものこと、親のこと、自分の体調のこと…何かしらトラブルやイベントが目白押しだった、札幌での5年。数年かかっていた実家の整理が落ち着き、次女が高校に入学し、長女が大学入試のスタートを切り自走し始め、しばらく自分を甘やかしていたら、自分の中から学びたい気持ちが湧き出てきました。


ちょっと遊ぼうかという心の余裕ができたり。この日は負けた。

母になって18年目。いただきますカンパニーを始めて13年目。ひとり親になって12年目、札幌との2拠点は6年目、少なくともあと20年は現役、その後も10-20年くらいはゆるゆる働けるでしょう。人生100年とすれば、まだ半分にも達していません。


離れても生まれ育った地元は落ち着く。久々に北海道神宮にご挨拶。

これから自分がどう生きたいのか…ようやく考えるためのスタートラインに立てた気がしています。


最近ようやく、お花を愛でる気持ちが湧いてきました。


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