【LuckyFes②-3】LuckyFesはどんな音楽フェスだったのか?【当日運営編】及びZINE発行お知らせ

昨年2022年、7/23(土)・7/24(日)に茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園にて開催された「LuckyFM Green Festival(通称:LuckyFes(ラッキーフェス)2022」紹介シリーズ最終記事、【当日運営編】をお送りします。

最後にはZINE発行のお知らせをいたします!


ステージ

LuckyFes2022のステージは、「WATER STAGE」「GREEN STAGE」「LUCKY STAGE」の3つ設置されていた。設置場所、イメージは以下の通りである。

(ステージ名)-(ひたち海浜公園の場所)-(ロッキン時)
WATER STAGE-水のステージ-LAKE STAGE
GREEN STAGE-たまごの森-SOUND OF FOREST
LUCKY STAGE-バスケットコート-WING TENT

国営ひたち海浜公園公式サイト・ROCK IN JAPAN FESTIVAL公式サイトより
WATER STAGE
GREEN STAGE
LUCKY STAGE

最大のステージは「LAKE STAGE」で、このステージでは主に他フェスでも大きいステージを経験しているアーティストが集められた。「GREEN STAGE」は、1日目はレジェンドアーティスト、2日目はヒップホップアーティストのラインナップ。「LUCKY STAGE」は地元・茨城県出身アーティストやネクストブレイクアーティストがラインナップされた。

導線

WATER STAGE

WATER STAGE
WATER STAGE周辺

WATER STAGEの入口・出口はあらかじめ決まっていたが、中から外に向かう時は、WATER STAGE⇒LUCKY STAGEへの行きやすさ・距離から、本来入口である場所から出ていく方もちらほら…多少遠回りでも指定の出口から出る必要があった。

前方エリアは、Twitterアンケートの結果、事前抽選制に変更。人数に余裕があれば当日でも前方エリアで見ることができた。

GREEN STAGE周辺(たまごの森中央部)

GREEN STAGE周辺

個人的には、この場所が導線上最も厳しいと思われる場所であった。円形のスペースを中心にGREEN STAGE・各エリア・ドリンクブースが密集しており、各スペースへの玄関口となっていたのがこの場所であった。

円形スペース①
円形スペース②

WATER STAGE⇔GREEN STAGEを行き来する時の道幅は約6~7m、時間帯によっては人でいっぱいになった。1日目のWATER STAGEとGREEN STAGEはタイムテーブルが被っていないため、マカロニえんぴつ(W)→相川七瀬(G)→Novelbright(W)→杏里(G)…の出番が終わるたびに、人の波の向きが変わる印象を受けた。また、GREEN STAGEは木々の中を通ることになるため、導線ではここが最大の難所であった(ちなみに筆者も初日の一番最初はGREEN STAGEの場所が分からなかった)。

この円形スペースで筆者は初日のお昼頃、ひたちなか市長・大谷明氏の一行と出くわした。大谷市長たちはにこやかにGREEN STAGEの方へ向かっていった。

LUCKY STAGE

LUCKY STAGE入口

LUCKY STAGEの導線は入口・出口の場所が分かりやすく、スタッフの案内に従っていればスムーズに出入りできたイメージがある。

2日目、このLUCKY STAGEから「入場規制」アーティストが出た。水曜日のカンパネラである。SNS等でバスり中であった『エジソン』のパフォーマンス見たさであろう人々がこの入口付近に殺到していた。入場規制で中に入れなかった人たちが入口付近で、漏れてくる『エジソン』の曲に合わせて口ずさんでいたのが印象的であった。

支払い系

オフィシャルドリンクブース

LuckyFesでの買い物(ドリンク、オフィシャルグッズ等)は電子・交通系マネーでの支払いが原則。他フェスでもたびたび話題になるが、人が密集するため電波の回線が足りなくなったからなのか、交通系マネーが繋がりづらくなることもあった。使用できる電子マネーの中ではPayPayが比較的スムーズだったかもしれない(お店の方の感触としても、PayPayが一番繋がり易かったらしい)。

正直繋がり易さは行ってみないと分からない。2、3コ支払いの手段を考えておくとよいかもしれない。参加前から1つに絞るのは個人的には推奨できない(あくまでも筆者の実感であり、全ての参加者に該当したわけではありません。また、2日目は交通系マネーもスムーズに使用することができた)。

クローク

若干注意が必要だったのがクローク。クローク預かりは現金対応だった。電子・交通系マネーなどが主流になりつつあるフェスやスポーツ観戦の現場でも、念のため現金も持参した方がよいと感じた(財布を持参し、その中に現金が入っていれば何の問題もない)。

筆者は交通系マネーにチャージしてフェスに臨んだが、1日目に繋がらないことがしばしばあってとても焦ったので、この反省を活かして次回以降のフェスに臨みたいと思った。

トイレ

トイレ

フェスでは何かと話題になるトイレの数。LuckyFesのトイレの設置数に関しては、「十分」「少ない」どちらの意見も見られた。対参加者数での換算としては、ロッキンよりも設置数が上らしい(堀氏Twitterのリプライより参照)。参考までに、お昼どきのLUCKY DININGそばのトイレエリアにできていた列の待ち時間を計ってみたが、4分であった。この待ち時間を長いと感じるか、短いと感じるか、感じ方は人それぞれ(長いか短いかも、置かれる状況によって感じ方が違うだろう)。また、筆者も1日目会場をひたすら歩き回って一番列ができていたと思われる時間帯に計測したが、他の場所でもっと長い列があった可能性もある。ただし、今回コンセプトとして強く打ち出していたのは「ファミリー」である。フットワークが軽い若年層だけでなく、小さいお子様やご年配の方もいる環境である。トイレの「数」の点だけでなく、様々な意見が見られたし、個人的にもいくつかのトラブル(というほどではないが)を目にした。まだまだ改善の余地はあるエリアである。

真夏の野外のフェス・イベントで、「快適さ」を追求し実現していくことは並大抵の努力ではない。これまでのフェスもそうであるし、そういった努力の積み重ねでフェスの歴史は築かれてきた。ましてや今回のLuckyFesはコロナ禍での実施であった。初めてのことも多かっただろうし、様々な取り組みに関して努力の証が会場の至るところで見られた。筆者はLuckyFesを心から誇りに思っている。

※LuckyFes2022関連の記事の更新は今回の記事で最後になります。ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!


ZINE(冊子)発行のお知らせ

予定よりも数か月発行が遅れてしまいましたが、やっと出せます!(もしお待ちいただいていた方がいらっしゃいましたら大変申し訳ございませんでした)

以下、内容・スケジュールとなります。

<内容>

・【前半】LuckyFes2022レポート
・【後半】LuckyFesをきっかけに、茨城の様々な「まつり」を求めて茨城じゅう歩き回りました。そこで実際に「見て」「感じて」「調べて」、茨城について「考え」ました。とある自治体の取り組みの紹介、「まつり」に関するエッセイなどを掲載しています。

<スケジュール>

・発行予定日は4/17(月)としています(ここから大幅に遅れることはございません)
・4/5~4/17(発行日)までに、通販等ご購入手順等についてお知らせいたします

LuckyFes2023のお知らせも続いておりますし、LuckyFMの番組の中でLuckyFes2023の話題が少しずつ盛り上がっています。パーソナリティーの皆さま方の意気込みも感じております。

LuckyFes2023、本当に楽しみです!心から応援しています!

 

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