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#1 prologue - 内向的な普通女子が転職を重ね外資系でキャリアを築くには
これは、地方で育ったある普通女子の生存戦略の記録です。社会人の初期段階でキャリアにつまづいてしまった、キャリア初期でなかなか進展しない、ミッドキャリアで停滞してしまった、と悩んでおられる(特に女子の)方々のいち参考例、ケーススタディ的なものに少しでもなれば幸いです。
最初に私の簡単なキャリア遍歴をお話しします。私は、未曾有の就職氷河期の2000年ちょうどに東京都内の私立大学卒業後、10回の転職を
#5 外資系企業で活躍するための環境の選び方 ー Vol.2 上司選び編 ー 自分はどのような上司なら成果が出せるか?
前回#4では、自分が勝てる(=活躍できる)職場をどのように選ぶかについてお話ししましたが、今回は、ヒトの面、つまりどのような上司のもとなら自分が成果を出せて活き活きと働くことができるかを知り、どのようにしてそのような上司を選んでいくかについてお話しします。
外資系企業では、直属の上司が人事権を持つことが多く、人事考課にも非常に大きな影響力を持っています。つまり、直属の上司とうまくいかない場合、そ
#4 外資系企業で活躍するための環境の選び方 ー Vol.1 会社選び編 ー 自分はどのような環境なら成果が出せるか?
私は今までに10回の転職を経て現在は11社目の大手外資系グローバル企業のディレクター(部長)をしています。
勤務してきた企業は国別では日系、蘭系、米系、独系、英系、仏系の6カ国の企業、規模別では、大手グローバル企業から中小企業、スタートアップまでの大・中・小規模の企業で、勤務してきた企業の業界は、金融機関、IT企業、ラグジュアリー企業、ファッション/ライフスタイル企業、FMCG企業、そして担当して
#3 英語下手でも外資系企業で評価され続ける方法 - Vol.2(入社後編ー外国人上司とうまくやっていくには)
私は今までに10回の転職を経て通算11社に勤務してきましたが、そのうち8社は外資系企業で、通算10人の外国人の直属上司にレポートしてきました。最初の外国人上司はイタリア人で、その後、インド人、オランダ人、アメリカ人、イギリス人、中国人、ドイツ人と続き、今までにアジア系、アメリカ系、ヨーロッパ系諸国出身の上司と一緒にお仕事をしてきました。ありがたいことに、例外なくその全ての方々と楽しくお仕事をさせて
もっとみる#2 英語下手でも外資系企業で評価され続ける方法 - Vol.1(面接編ー外国人面接を突破するには)
私は外資系企業に通算15年(しかもうち11年は管理職で)勤務していますが、流暢な英語が操れるわけでは全くありません。話せないわけではないですが、私の英語はネイティブのビジネスエリート達が話す洗練されたものとは程遠い、体当たりの田吾作(タゴサク)英語(=洗練さや流暢さとは程遠いが失礼にならない程度に言いたいことが伝われば良しとした英語)だと随分前から開き直っています。
私にはもともと語学の才能もな