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疑問の最初の一滴を

わたしが誰かを
変えるのではなく


相手が
自分から変わることを望む

小さな疑問

何だか分からない違和感

何だか分からないけど、引っかかる


そういう、

「最初の一滴」を

心の中に落とせればいいんじゃないか

と思うんだけど。





「最初の一滴」となった

気づきのきっかけは、

何でしたか?


わたしの場合は、

薬剤師の友だちがある時

「風邪なら、薬は何も飲まない」

と言ったことです。

長年の病院勤務を辞め、
ドラッグストアでアルバイトをしながら
別の夢に向かい始めていた彼女は、
市販薬にも詳しく、症状を言えば
胃薬でも頭痛薬でも
いつも的確にオススメしてくれました。


みんなから薬屋さん扱いされていた
彼女に、軽い気持ちで
わたしが

「風邪薬は何がいいの?」

と聞いた時の返事が

「何も飲まない」

でした。

その答えを聞いて、

「。。。。へ?」

と、拍子抜けしたことを
覚えています。


そこからわたしは
急にメキメキと目覚めた、

、、、わけもなく。

でもそれまでわたしは、熱が出た時に
何もしないで放っておいたら、
体は、どんどん悪くなっていくものだと
思っていました。

ところが、

熱が出ている、ということは
もうすでに身体が治ろうとしている、
正しい反応なのだ、

何の薬も飲まずにただ休んで
身体の邪魔をしない、

そういう選択肢が
あることを初めて知りました。

20年前のたった一滴が、
少しずつ、少しずつ、
わたしの進む方向を変えていったと
思います。

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