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感染対策のはなし

ムスメ(小4)の話によると
ここ2週間くらい、毎日クラスに数人は
欠席の子がいるらしい。

ま、この時期としては「ふつう」だよね。


2年前、2020年の2月なんて
そりゃもーひどかった。

小学校全体で1日に100人くらいインフルエンザで欠席してた日もあったし、
学級閉鎖や学年閉鎖が相次いだ。
みんな、やれAだのBだの騒いでいたのに
忘れちゃったんだろうか。

しかし今や、「欠席の理由」は
ほかの生徒たちにはチラリとも
知らされないようになったらしい。


「のうこうナントカ」だけでなく
同居の家族に熱があるだけで
たとえ本人は元気でも出席してはいけない、というおかしなルールもあるし。


でね、
なぜだか今、お休みしている子が
たまたまみんなムスメの前や後ろ、
右隣や左隣の席の子ばかりらしく
「まわりに人がいなくて、さびしいの」
と言っている。

思えばなぜか、保育園時代から
『クラスの女の子全員がインフルエンザに罹った』みたいな時ですら
ムスメだけはいつも元気だった。

それで今、周りの子がつぎつぎに休んでいく状況であっても、ムスメ自身は
「自分が休むかも」とはまったく想像していないのね。


そして、
そんなふうだからうつらないのかもなと思っている。


もちろん、ムスメだって
たまには熱も出すこともあるのだけど
世間の流行にはほとんどのっからない。

流行より何より
「思い込み」の力の方がよほど強いんじゃないかなと思ってしまう。

保育園の頃から、ムスメにはよく


子どもが風邪ひくのは当たり前。
べつに風邪くらい、どうってことないよ。
ただちょっと疲れているだけ。
からだが『おやすみしてね』
って教えてくれてるの。
ゆっくり寝てればそのうち治るよ。
子どもは風邪をひいて
丈夫になるんだよ。

と、言い続けてきた。

これは、ムスメに言っているようで
実はじぶんに言っていた気がするのだけど。

もちろん、積極的に風邪をひく必要は
ないけれど、とにかくいつだって
「風邪くらい、ひいたってかまわない」
と、思っている。


こう言えたのはわたしが自営で
自宅仕事だったことも大きいけど
わたし自身がずーっと、逆のことを
言われてきたから。

いま、子どもたちは毎日学校で
マスクだ消毒だ黙食だ、とさまざまな
『感染対策』をテンコモリで
やられているのだけど、わたしには
それがただの「呪い」にしか見えない。


対策をすればするほど逆に
かかりやすくなるんじゃないだろうか
と思ってしまう。


マスクや消毒が身体に悪影響だ、という
だけじゃなくて、それをやるから余計に
「ウイルス」を認識しちゃうんじゃないの、と思う。


『青いもの』のことは決して想像しないで
ください、みたいな話で。


マスクをさせられたり、
手を消毒させられることによって
それまで見えていなかった菌やウイルスをそこにしっかり存在させてしまう。

本当にそこにいようがいまいが
心がそれを認識してしまうことの方が
ずっと強いと思う。

先週、バレンタイン用に
ムスメといっしょに『友チョコ』を
作った。
(クッキーだけど)

それで14日の放課後、ムスメは
仲良しの女の子たちと友チョコを
交換して遊んで帰ってきたのだけど


どうやら、今や
感染対策として『手作りはダメ』
っていう考え方があるみたいね。


いやー、果たして
「アナタからもらったチョコから
感染しました」
ってなるんだろうか。

どこまでも
気にする人は気にするのだなー

くつしたに穴が開いても
まったく気にしない人


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