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人生が変わるとは、どういうことか。

人生が変わるとは、どういうことか。

たとえば、本好きの人たちは「人生を変えた一冊」を語る。映画好きな人たちは「人生を変えた一本」を語る。音楽好きには「人生を変えた一枚」があり、ゲーム好きには「人生を変えた一本」があったりする。

あるいは、人生を変えるものとして、人との出会いを挙げる人も多いかもしれない。恩師、親友、先輩、パートナー。あの人との出会いが人生を変えてくれたと語るのかもしれない。

けれど、最近思うのだ。

「人生が変わる」ってのは、なにも「価値観を変えること」にはかぎらないと。あの日、あの瞬間、雷に打たれるように、劇的に人生が一変するわけじゃないのだと。人生が変わるってのは、要するに「生活が変わること」なのだと。


わが家に犬がやってきて、人生が変わったとまでは思わない。だけど、生活が変わったことは間違いない。毎日家に帰るようになったし、2時間以上もかけて公園を散歩するような週末をおくっている。それをたのしみにしている自分がいる。そして生活が変わった結果、もしかすると人生も変わったのかもしれない。「ヘウレーカ!」的な価値観の変化ではなく、少しずつ、あたりまえのこととして、生活の変化にともなって人生も変わっていった。


ひさしぶりに休みをとって、犬と旅行にきています。原稿はクライマックスに差しかかっているんですけど、それはさておき犬と旅行に。

こんな日がくるとはねー。

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(これは先週末の写真。明日から宿泊先の写真が増えるでしょう)